現在の自分に疑問を感じたら、すべきこと
転職雑記 2017/6/20
関東の大手企業で主任をしていた経験があり、現在異業種で働いているAさんから、「パチンコ業界で転職をしたい」と相談がありました。現在は年収が400万円に届かず、家庭があるので生活がとても厳しい、長年勤めていたパチンコ業界に戻りたい、とのことでした。
現在異業種で働いているということで、パチンコ業界を一度離れた理由を尋ねてみると、「前のパチンコホール企業では、毎年昇格試験があり、決められた期間内に昇格できなかった場合は、契約社員になってしまうんです。契約社員になった後も、一定期間内に正社員に上がれないと、契約更新してもらえません。……退社することになるんです」とAさんは、とつとつと語りました。
それまでそのような環境と無縁な場所に身を置いていた場合は、その状況がどのようなものか、まったく想像がつかないかもしれません。しかし、パチンコホール企業によっては、完全実力主義で、Aさんが身を置いていた会社のように、結果が出せないと最終的に辞めさせられてしまうような仕組みづくりをしている場合もあるのです。Aさんは、25歳でパチンコ業界に入り、最高職位こそ主任という役職でしたが、9年間ホール業務のみでした。なので、売上のデータチェックなどの店舗管理のスキルは、全く身に付けていなかったのです。
パチンコ業界での主任レベルの経験やスキルは、ほぼないに等しいといっていいでしょう。
1.場所が変わればやることも変わる
パチンコホール企業として、どのような方針で経営していくかは、会社によって自由です。しかし、この話を聞いて私が抱いた印象は、「あまりにも、社員に対しての教育がなされていない」という一点でした。どんなに役職が付いていても、スキルが追いついていなければ、まさに名前だけです。おそらく多くの人が、主任という役職に就いた際、「他のパチンコホール企業の主任職が、どのくらいまで仕事を任せてもらっているのか」などを気にすることはありません。そもそも、他社の役職者の情報を得る機会はなかなかないのです。
また、同じパチンコホール企業であっても、5年間働けば、配属店舗によって身につくスキルや考え方が変わってくることもあります。パチンコホール企業に入社して3年経っても、新卒の頃や転職した頃と比較して、業務内容が変わらないと感じたら、他のパチンコホール企業の情報を集めてみてはいかがでしょうか。自分自身の現状と、他のパチンコホール企業で働いている人の現状を見比べて、パチンコ業界における今後のキャリアプランを一度見直してみるのもいいでしょう。
これからさらに伸びていくためには、今働いているパチンコホール企業や、就いている業務、伸ばしているスキルに疑問を持つことも大切なのです。
2.他のパチンコホール企業の情報を得るために
他のパチンコホール企業の情報を知りたいけど、方法が分からない……という方もいるかもしれません。そんなとき、手っ取り早く他社の情報を得られる方法として、転職相談や転職支援サービスがあります。私たちには、転職希望者の紹介を通じて、多くの求人企業の情報をお伝えすることができます。また、パチンコ業界で多くの求人企業と関わり合いがある会社だからこそ得られる情報もたくさんあるんです。
「まだ転職するとは決まったわけじゃないのに、情報だけ手に入れるために相談してもいいのか」と思う方もいるかもしれません。答えはもちろん、「YES」です。
他社を知り、自分を見直す中で、「転職したい」という気持ちになれば、我々がそのままサポートしますが、「今働いているパチンコホール企業はとってもいいところだったんだ」と気付ける手助けをするだけでも、私たちにとっては十分価値があることです。これまで当社のパチンコキャリア転職に登録した人の中にも、情報を収集するためという人たちもたくさんいます。登録したから必ず転職しなければいけないというわけではないですので、ぜひお気軽にご連絡ください。
3.まとめ
現在の自分の働き方に疑問を感じたり、キャリアアップについて不安になったりすることがあったら、まずは、他のパチンコホール企業の情報を調べてみるようにしましょう。簡単に調べる方法として、転職相談や転職支援サービスを活用する方法があります。自分を見直すひとつのきっかけとして、登録してみてはいかがでしょうか。