自分の希望を叶える求人企業と出会った転職希望者
転職雑記 2017/10/19
先日転職のお手伝いをしたUさんは、ブランクがあるものの、パチンコ業界での勤務経験があり、その上、主任職も経験したことがある人でした。年齢も28歳と若く、プロフィールだけを見れば、求人企業から引く手あまたのような転職希望者でした。しかし、奥様やお子さんのために引っ越しは絶対にしたくないとのことで、勤務エリアの縛りが強く、条件に合った求人企業が見つかりませんでした。
Uさんとは、当社のパチンコキャリアに登録してくれたその日のうちに電話で話をしました。その時に、Uさんは、「“オールラウンダー”になりたいんです」と語っていました。「オールラウンダー」とは、多領域で有能な人、万能選手という意味になります。簡単にいえば、職種や内容にとらわれずに何でもできる人のことです。Uさんは、そんな存在になりたいとのことでした。
Uさんは、異業種で働きながらの転職活動でした。現職の仕事がかなり忙しかったため、転職に関する話をする時間をつくるのが難しい状況でした。そのため、実際に会って話すこともままならず、転職活動のお手伝いはほとんど電話やメールでのやり取りでした。
社会人ならば、何となく想像がつくかもしれませんが、話がまとまる速さは、直接>電話>メールです。また、仕事のためになかなか連絡が取れない日もあり、求人企業の面接日の調整がなかなか進まないこともありました。それでも、Uさんの意欲は高く、面接に行ける日程がわかれば、すぐに連絡を入れてくれました。
1.些細な心遣いで感じる人間性
そんなときUさんは、「いつもお待たせしてしまい、申し訳ございません」という言葉とともに、休みのスケジュールと、ネコの絵を送ってきてくれました。単純に要件のみのメールを送るのではなく、短い時間の中でできるだけ私とコミュニケーションを図ろうとしてくれている心遣いを感じ、嬉しくなりました。
忙しい日々の中でも、Uさんのように「相手に対して何かできないか」を考えて行動する人は、とても素晴らしく、見習わなくてはいけないなと感じました。Uさんの転職活動のお手伝いをしているときは、夏の暑い時期で、例年以上の猛暑が続いていました。暑い日が続き、仕事をしながら転職活動をしていることもあり、熱中症と過労で倒れてしまったこともありましたが、それでもUさんは転職活動を中止せずに、日々真剣に取り組まれていました。
2.夢を叶えられる可能性がある求人企業
そして、その年の秋頃に、無事に転職先が決まり、Uさんは、新しいパチンコホール企業に入社しました。Uさんが入社した求人企業は、永く続く会社をつくることをビジョンに掲げているパチンコホール企業でした。パチンコ業界に限らず、世の中に多くある企業で、100年以上続く会社は、統計上、全体の0.03%しかありません。
Uさんが転職したパチンコホール企業は、その計り知れない難しさを理解した上で、ビジョンとして掲げています。「常に“社員のため、お客様のため”を考え、現状に満足することなく、改善すべき点を見直し続けていき、オンリーワンのいい会社をつくっていきたい」と考えていたのでした。
それは、「オールラウンダーを目指したい」と語っていたUさんが活躍するステージがたくさんあるという意味でもあります。Uさんは、「社員とお客様、そして地域社会とともに、永く歩んでいく会社でありたい」と願うパチンコホール企業で、「オールラウンダー」を目指して今も頑張っているそうです。
3.まとめ
自分の夢を叶えるというのは、決して簡単なことではありません。自分の考えはもちろんのこと、強い信念も必要です。夢を叶えるためには、年齢や経験はある程度大切ですが、それ以上に思いの力はとても大切でしょう。
また、現職が忙しくても、失敗続きで落ち込んでいても、周囲への気遣いは忘れずに、できるだけ前向きに生活するようにしましょう。そうすることで、いつかあなたに合った求人企業と出会うことができるはずです。