パチンコ業界で成功する「仕事へ取り組む姿勢」とは?
転職雑記 2018/2/20
「仕事へ取り組む姿勢」は、転職を成功させるために非常に重要です。
それを改めて強く実感することがあったので、今回、ご紹介したいと思います。
以前、大手パチンコホール企業で部長をしていたAさんの転職支援をしていたときのことです。Aさんは30代半ばで、パチンコ業界では、主任、店長、部長と着実にキャリアアップを果たしていました。ですが、「もっと新たなステージで活躍したい」という思いを抱いて、パチンコキャリア転職に登録し、転職活動をスタートさせました。
年齢だけで考えると、Aさんの転職活動は厳しいものになるかもしれないと感じていました。しかし、実際は、面接を受けた6社中4社から内定が出ました。また、面接を受けた求人企業のAさんに対する反応はとても良く、転職後の職位や給与といった待遇面も高い条件が出ていました。では、Aさんのどのようなところが求人企業に評価されたのでしょうか。他の転職希望者とはどのような点が違っていたのでしょうか。
1.Aさんの経歴
Aさんが求人企業から一番評価されていたのは、「仕事へ取り組む姿勢」です。
それを説明する前に、まず、Aさんのパチンコ業界での経歴を簡単に紹介したいと思います。Aさんは、パチンコ業界で3社経験しています。1社目、2社目ともに、中小規模のパチンコホール企業で働いていました。その2社は、制度や教育、営業オペレーションなどがしっかりと整備されているようなパチンコホール企業ではありませんでした。また、Aさんが配属されたパチンコホールは稼動が良くなく、しかし、何か対策をしようにも予算がないという状況でした。
それでも、Aさんはそのようなパチンコホールでもしっかりと稼動を上げ、営業業績を良好な状況にしていったのです。
Aさんが、配属された営業業績を上げることができたのは、「どんなに環境や設備が整っていない場所であっても、自分ができる最大限の努力をしてきたから」です。Aさんが、自分の配属されたパチンコホールで、営業業績を上げるためにどのようなことをやってきたのかは、ここで書き切ることができないほどです。決して、環境や設備、財務状況のせいにはせず、できる限りのいろいろなことをやっていきました。
2.現状でできる限りのことをする
Aさんは、「会社や環境のせい……いわゆる他責にしても何も生まれないし、成長はない」と考えて、機械台や人材など、そのパチンコホールの現状のまま闘う方法を考えて、実行してきたのです。
Aさんの3社目の転職先は、展開しているパチンコホールが多い大手法人でしたが、これまでの「現状でできる限りのことを常にやってきた」という経験があったからこそ、転職しても活躍したのでしょう。このAさんの「仕事に取り組む姿勢」は、結果をともなっているからこそ説得力が増し、いろいろなパチンコホール企業で受け入れられたのです。
また、Aさんはこのようなことも言っていました。「大手のパチンコホール企業には、充分すぎるほどの環境が与えられているので、それで稼動を上げるのは当然といえば当然。そうではなく、いかに足りていない状況であっても高い効果を出すことができるかが、その人の本当の実力だ」と。実際に足りていない状況から結果を出してきたAさんだから言えることです。
しかし、Aさんのように考えて行動することは誰でもできること。気付いてすぐに行動すれば、どんな人であっても変わっていくことができます。転職を成功させるためだけでなく、仕事を充実させるためにも、ぜひみなさんにもこの姿勢を参考にしてみてください。
3.まとめ
求人企業の面接でアピールするべき点として、「仕事に対する姿勢」があります。仕事に対する姿勢といっても、ただ「一生懸命仕事をしています」というわけではありません。
会社や環境、人のせいにせずに、今自分が身を置いている場所で、できる限りのことをする姿勢が大切です。どんなに足りない、難しい局面であっても諦めたり、他責にしたりせずに、一生懸命取り組むことが重要なのです。
そして、それが結果として、自分自身のステータスにもつながり、キャリアアップや昇給にもつながっていくのです。転職を成功させる鍵ではありますが、パチンコ業界で働いていく上で、成功するための近道ともいえるでしょう。