パチンコ業界、20代の転職希望者のアピールポイントとは?
転職雑記 2018/2/27
転職活動をしている人はさまざまで、20代の人もいれば、30代の人もいます。
転職希望者のイメージとして、「30代よりも、20代の方が転職しやすそう」と思うかもしれませんが、決してそんなことはありません。「20代だから」と甘く見ていると、求人企業の採用担当者にまったくいい印象を与えることができず、いつまでも内定が出ない……なんてことになってしまいます。
そこで、今回は20代の転職希望者に向けて、「20代の転職希望者が、求人企業の面接で採用担当者に高い評価を得るためのポイント」について説明していきたいと思います。主任経験者や一般職など、役職に限らず、20代の転職希望者に共通して言えることです。
特に、「20代だからきっと余裕で内定がもらえるはずだ」と思っている転職希望者に見てほしいと思います。
1.具体的な目標や画期的なビジョンを持っている
「主任になりたい!」「店長になりたい!」「上を目指したい!」というただ漠然とした思いは、20代の転職希望者であれば、多くの人が持っていることかと思います。しかし、求人企業から「やりたいことはありますか?」「目指していることはありますか?」と尋ねられて、そのまま答えるのは、良い印象を与えられない可能性があります。
20代の転職希望者の多くが考えていることだからこそ、求人企業の面接でも多くの転職希望者が同じように回答しているのです。このままでは、求人企業の採用担当者の印象に残るどころか、「またそれか」と思われてしまうこともあるでしょう。採用担当者の目にとまる20代の転職希望者というのは、実現の可否にかかわらず、具体的な目標を掲げたり、今の業界の枠にとらわれない、野心のあるビジョンを持っていたりする転職希望者です。
求人企業の面接の場になると、どうしても「いかにして、この場で求人企業に良い印象を与えられるか」という思いが先行して、当たり障りのない、「模範解答」的な答えをしてしまう転職希望者が多いのです。もちろん、それで「いいね」と思ってもらえることもあるかもしれません。しかし、採用担当者の意識をグッと引き寄せるようなことにはならないでしょう。
20代の転職希望者には、多少ズレていてもいいので、思いの丈を精一杯ぶつけることが重要になってきます。「やる気」や「熱意」といった、感情論的なものが通用するのは、20代の強みです。パチンコ業界に関係なくてもいいので、自分の人生において、具体的な夢やビジョンを持つようにするといいでしょう。
2.好奇心や学習意欲が高い
どんなことでもまずはやってみる、行動を起こしてみる。また、知らないことがあったときは、わかるまで徹底的に調べる、取り組み続ける。……といった、仕事への強い執着心や関心が試されるケースが、20代の転職希望者には多いです。
ある程度年を重ねている人の中には、「いまどきの若いヤツは、仕事を待っているだけで、自分からガツガツいかない」と思っている人がまだまだいます。実際の仕事ぶりがどうであれ、「若い人は、わからないことがあっても、誰かから教えてもらうまで動かなかったり、興味のないことには、一切関心を示さなかったりすることが多い」……と思われてしまいがちなのです。
「そんなの偏見だ」と思うかもしれません。しかし、これを逆手に取ってアピールすることも可能なのです。「多少行き当たりばったりでも、まずはやってみて、それから振り返って次に活かす」というサイクルを自発的に行える転職希望者は、高評価を受ける傾向があり、20代の転職希望者にはぜひアピールしてほしい部分でもあります。
3.まとめ
求人企業が20代の転職希望者に求めていることは、「具体的な目標や画期的なビジョンを持っていること」「好奇心や学習意欲が高いこと」の2つであるとご紹介しましたが、総合すると、“具体的な目標に向かって、常に自発的に行動している人”です。
「店長になりたい!」という漠然とした目標を持っている人は、「どんな店長になりたいのか」を考えてみましょう。
「売上を上げるためにどんなことをしている店長なのか」「部下から信頼を得るために何をしている店長なのか」「どんな部分が強みな店長なのか」を考えてみてください。そして、そのために、何が必要なのか、どんなことを身に付けていけばいいのかまで突き詰め、「◯◯のような店長になりたい」と、説明できるようにしましょう。
20代の転職希望者は“なりたい自分”を、より具体的に、より力強くアピールしてみてください。