「求人企業が求める人物像」とは
転職雑記 2018/3/8
私が大学生の頃、就職活動をしているときに、求人企業の説明会で「絶対に聞き逃せない」と思っていたことがあります。それは、「求人企業の求める人物像」です。
この「求める人物像」についてだけは、しっかりと耳を傾けたり、メモを取ったりしていました。もちろん、みなさんには、事業計画やビジョンもきちんと聞いてほしいと思います。ですが、それほど、大学生の私にとって、「求人企業の求める人物像」は大事な情報だったのです。もしかしたら、それは転職活動をしている転職希望者にとっても同じことかもしれません。恋愛でいえば、好きな人に、好きなタイプをたずねるようなものでしょうか。自分がそれに当てはまっているかどうか、ドキドキしながら聞くことになりますよね。
転職希望者にとって、「求人企業が求める人物像」は、それほど大きなものであると理解しています。そこで、今回は、パチンコホール企業の求人傾向から、実際に「どのような人たちが求められているのか」についてお話したいと思います。
1.20代、30代の優秀な転職希望者
あくまで私の印象ですが、最近のパチンコホール企業の求人傾向を見ると、20代~30代くらいで、主任以上を経験したことがある転職希望者を求めていることが多いように見受けられます。また、精神面では、「ハングリー精神」を求めているようです。チャレンジする気持ちがあり、わからないことがあれば、積極的に学ぼうとする、受動的ではなく能動的な転職希望者が好まれます。「学ぼう」とする意志が強い転職希望者や、出世欲の強い転職希望者などが求められることが多いのです。
どの業界の転職でもいえることですが、パチンコ業界では特に上記のような人物が多くの求人企業で求められています。
2.大事なのは「ハングリー精神」
現在、多くのパチンコホール企業が、組織を強化しようとしています。そのため、パチンコ業界での経験や実績が豊富な35歳以上の人よりも、まだ結果を出していなくとも、高い意欲や能力を持っている若い人材の確保を目指す企業も多くあります。
しかし、35歳以上だからといって、求人企業が採用を行わないということは、決してありません。むしろ、35歳以上の転職希望者を、積極的に採用していきたいと思っている求人企業も多くあります。
35歳以上の経験豊富な人材で、求人企業から求められる転職希望者、それは、「ハングリー精神を失っていない人」です。ハングリー精神を持っている、ハングリー精神を失っていない転職希望者というのは、どのような時代であっても、高いニーズがあります。逆に言えば、「仕事に対して貪欲になるのは当たり前」と思っている人が少なくなってきています。ミスやヘマをしない程度に、毎日適当に仕事をやっている人が多くなっているのです。
求人企業は、そのような転職希望者を進んで採用とはしません。たとえどんなに能力が高くても、年齢が若くても、やる気や意欲が低い人を採用したいと思う求人企業が少ないのは、みなさんもわかるはずです。
3.年齢以上に大切なこと
転職活動をする上で、年齢や役職はもちろん大切ですが、それ以上に、やる気や前向きな姿勢が、求人企業に好印象を大きなポイントになっています。
20代、30代の、主任以上の経験がある人を求めているパチンコホール企業は確かに多いようですが、それはあくまで「思い描くイメージとしての人物像」です。実際にはそのような転職希望者ばかりを採用するわけではなく、採用するとなると、求人企業に意欲や熱意が評価されて、採用に至るケースはたくさんあります。なので、年齢を理由にして、モチベーションを下げないようにしてほしいと思います。
4.まとめ
パチンコホール企業が一番に求める人物像は、「20代、30代で、主任以上の職を経験している転職希望者」だと感じることがあります。しかし、そのような転職希望者ばかりを採用するわけではありません。年齢問わず、「ハングリー精神が強く、仕事に対してとても意欲的な転職希望者」は採用されやすい傾向にあります。
なので、年齢や経験に惑わされずに、積極的にやる気をアピールしていってほしいと思います。