職務経歴書作成時の3大ポイント!
パチンコ面接ポイント 2018/3/27
職務経歴書は、転職活動をする上で、とても大切なものです。しかし、転職をしたことがない人にとっては、あまり馴染みがないもののため、いざ準備するとなると、意外と苦労するものでもあります。
パチンコ業界での転職活動のお手伝いをしていると、実際、職務経歴書の書き方で相談を受けることがよくあります。職務経歴書を書く上でつまずいてしまう原因としては、これまでのパチンコホール企業の在籍年数があいまいだったり、役職に昇格した年月など、自分自身のキャリアに関する経歴がうまく整理できていなかったりすることが挙げられます。
そこで、今回は、職務経歴書を作成する上で、おすすめの方法をいくつかお教えしたいと思います。
1.事前に作成しておく
転職する、しないに関わらず、この記事を読んでいる、まさに“今”から、職務経歴書を作成してみてほしいと思います。
というのも、多くの人は、転職を思い立って、「転職活動はじめるぞ」というときに、職務経歴書を作成しはじめるのがほとんどです。しかし、職務経歴書は、「準備したから転職しなくてはいけない」というシロモノではありません。なので、自分のこれまでのキャリアを整理するという意味で、時間があるときに職務経歴書を作成してほしいと思います。そして、一度つくった職務経歴書を昇格や異動のタイミングで、随時修正していくと便利です。
どうしても、記憶は時間が経つにつれてあいまいになってしまいます。職務経歴書を事前に用意しておくと、のちのち転職活動をすることになったときに、とてもスムーズですし、自分自身のこれまでの業務内容を振り返るのにもつかえます。
2.直近の在籍企業のことから記載していく
前述のとおり、時間が経つにつれて、どうしても記憶はあいまいになってしまいます。10年以上前のこととなると、「ほとんど覚えていない」という転職希望者もいます。そのようなときは、直近の出来事から振り返っていくようにするといいです。
直近の仕事内容や異動歴、主任などの役職への昇格時期などを思い出しながら書いていくと、意外とスムーズにいくものです。古いものから順にやっていこうとすると、昔のことがまったく思い出せず、そこから全然進まなくなってしまう……ということが起こり得ます。
ちなみに、保健手帳などがあるとすぐに在籍年数だけは把握できるかもしれませんので、こういったものを確認するのもひとつの手です。
3.詳しく書いて、ブラッシュアップしていく
転職希望者の多くが、最初から完成度の高い職務経歴書を作成することを目標にしてしまっている気がします。転職希望者が考える完成度の高い職務経歴書とは、「パッと見て、よくまとまっている職務経歴書」であることが多いです。そのため、転職希望者から職務経歴書の作成について相談を受けて、既に作成したものを見てみると、内容を要約しきった書類になっていることがよくあります。
項目によっては、端的なプロセスの記載が必要な場合もあれば、詳しく記載する必要がある場合もあります。詳しく記載する必要がある項目で、端的にまとめようとして省略してしまうと、せっかくのキャリアが求人企業にしっかりと伝わらない恐れがあります。
まずは小さい実績でもいいので、該当する内容を箇条書きで記載して、そこから整理していってみてください。その上で、何を伝えたいかを考えて、もっと詳しく記載するのか、それとも削除するのかを判断してみてほしいと思います。これに関しては、第三者に相談してみることをおすすめします。客観的な意見を聞くことで頭の中を整理できて、ブラッシュアップにもつながりやすいです。
また、主任経験だけでなく、店長経験もあるなどで、特筆すべきキャリアがいろいろある場合でも、2〜3枚のうちにおさめるように工夫してほしいと思います。それ以上になってくると、求人企業の採用担当者によっては、最後までしっかりと読んでくれない恐れがあります。
4.まとめ
職務経歴書を書くときのポイントは、(1)事前に作成しておく(2)直近の在籍企業のことから記載していく(3)詳しく書いて、ブラッシュアップしていく の3点です。
転職について少しでも意識しており、「職務経歴書について全然わからない」と悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。