思い立ったが吉日? 転職開始の時期について
パチンコ転職ポイント 2018/4/26
人は、一生の中でだいたい40年は働くことになります。その間に転職をする人もいますが、それも数回程度の経験であり、決して多いものではないでしょう。
そのため、転職をするとなると一大決心が必要になることもあります。特に、最初の転職は大きな勇気を要します。二回目、三回目となってくると、慣れもあってか、自然と転職を決断される人が多いです。
転職は、人生において節目の出来事でもあるので、適当な気持ちや勢いだけで行動するべきではありませんし、急ぐ必要もありません。
自分の最適なタイミングで、後悔ないようにしてほしいと思います。
しかし、もしそのタイミングを見誤ると、貴重な時間を無駄にしてしまう可能性もあるということを頭の片隅に入れておく必要もあります。
今回は、転職に踏み切るタイミングで悩んだ転職希望者の事例についてお話ししたいと思います。
1.転職の理由が明確な転職希望者
先日、パチンコ業界での転職に悩まれているEさんからの相談を受けました。Eさんは、今年で35歳。「転職市場では、35歳がボーダーライン」という情報をよく耳にするため、「転職するなら今しかない」と考えたそうです。
実際に35歳がボーダーラインかどうかは別として、ビジネスマンにとって重要な歳であることは確かです。
Eさんは、数年前からパチンコホールの店長職として活躍しており、店舗も数店舗異動し、会社内でも一定の評価を得ているという自負があると言っていました。
そのため、さらに高い地位を目指して取り組んでいたものの、現在のパチンコホール企業は店舗拡大を視野に入れておらず、また、ポストが埋まっていて在籍を続けていても今以上のキャリアが見込めない、時間だけを費やしてしまうのが不安だというのが転職を考えた理由でした。
転職開始の希望時期を聞くと、「半年後の、夏の賞与が支給された後に転職活動を始めたい」とのこと。面談後すぐに転職活動をするということは考えていなかったようです。
2.転職活動を実際に始める時期
転職を思い立ってから、実際に活動を始める時期は、転職希望者によってまちまちです。
しかし、大抵は「転職を考えている」と面談をした後、比較的すぐに転職活動を開始する人が多いです。時間が経てば経つほど、「まあ今のところ大きな問題もないし、今の職場でいいか」という思いになっていく傾向にあります。
もちろん、転職を考えるきっかけとなった問題が解決されたのならば良いのです。
しかし、そうではなく、ただ考えることが面倒になっただけ、一時的に負の感情が抑えられているだけならば、しばらく経ってから、また同じような理由で転職を考えことになるのではないでしょうか。
3.漠然とした不満を抱えたまま仕事をするということ
転職を考えている期間というのは、今の仕事に身が入りにくい時期でもあります。明確に「◯月に辞める」と考えているのであれば、それまでは全力で仕事と向き合えるかもしれません。
しかし、「いつか辞める」とただ漠然と考えているだけならば、現状に不満を抱きながら、長期間仕事を続けてしてしまう恐れがあります。
今回のケースでは、「Eさんの年齢、そして今後のキャリアを考えると、今のパチンコホール企業を我慢して続けていくよりも、スキルアップできる環境があれば時期を早めてでも動いてみては」と提案しました。
結果的にEさんは、すぐに条件の求人企業からの案件が入ったこともあり、面談後2ヶ月で他のパチンコホール企業へ転職することになりました。
4.まとめ
転職を思い立ってから行動に移すまで、決して急ぐ必要はありません。
しかし強い決意や覚悟がある場合は、闇雲に時間を過ごすのは時間がもったいないと感じます。
転職のタイミングを見失ってしまうこともありますので、自身の置かれている立場や環境、今後の見通しを分析して、適切なタイミングで転職活動を始められるようにしてほしいと思います。
もし、タイミングに迷ったり、転職時期について相談したいと感じているなら、一度パチンコキャリアの転職アドバイザーにご相談ください。