履歴書の自己PR欄は絶対に埋めよう！｜パチンコキャリア転職ニュース

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私たちは、転職希望者に今後の転職活動の希望などについてうかがうために面談をすることがよくあります。

その面談では、履歴書や職務経歴書を持ってきてもらって、具体的な話をすることも多々あります。そんな場面でよく起こる出来事があります。それは、履歴書や職務経歴書の自己PR欄が空白であることです。

履歴書や職務経歴書を持参してもらって面談すると、転職希望者のこれまでの経歴を知ることができるので、今後の転職活動の方向性が比較的スムーズに決まりやすいのです。そのような理由を把握している転職希望者の中には、「じゃあ自己PR欄は特に関係ないから空白でもいいか」と考えて空欄にしてしまう人がいます。そのように考えている人は、実際に求人企業に提出する際も、自己PR欄を空白にしたまま提出してしまうことがままあります。

一方で、「自己PR欄に何を書いていいかわからない」と思っている転職希望者も非常に多く、先日自己PR欄が空白になっていた転職希望者の主任に理由を聞いてみたところ、「いろいろ思い浮かんでくることはくるのですが、いざ文章にしようとすると何を書いたらいいのかわからなくなってしまうんです」とのことでした。

そのような人は、実際にキャリアコンサルタントと顔を合わせて面談をするときにきちんと相談してきてくれる人が多い印象があります。

１．やる気やセールスポイントを記入する

自己PR欄は、求人企業に対して書類の段階で転職希望者のやる気やセールスポイントを伝えることができる大事な項目です。これまでのパチンコ業界での経験やスキルなどは、職務経歴書などで伝えることができるかもしれませんが、仕事をする上での考え方や転職希望者自身の人間性や特徴などを一番伝えることができるのは自己PR欄なのです。

なので、自己PR欄が空白というのは、求人企業側からしてみれば「この転職希望者はアピールしたいポイントが何もない人なのだ」と思われてしまいかねません。自己PR欄は空白にせずに、必ず記入してほしいと思います。

また、転職希望者の中には自己PR欄をびっしりと埋めつくしている人がいます。そのような人の中には、実際に目を通してみると、「何もかも完璧にできる人」という印象になっている人がいます。あまりに完璧すぎて、「なぜうちに入りたいの？」と思われてしまうこともあるでしょう。

自己PRなので、自分の長所を書き出すことも大切ですが、長所の羅列だけになってしまうのは避けた方がいいでしょう。

２．短所や不得意なものを書くのもOK

また、うまくまとまらないときはあえて苦手分野や不得意なことを書くのもひとつの手です。その際は、「その短所を今後どのように克服していくか」とセットで書くことが大切です。そうすることで求人企業では、「よく自己分析できている」と高評価につながる可能性もあるのです。

求人企業の基本的な流れとしては、転職希望者の転職理由や今後のビジョンなどについての話がメインになることが多く、そのため、書類を準備する段階で自己分析をしっかりと行い、自分自身がどのような人間なのか、ということを客観的に見ておくことが大切です。そして、書類にはしっかりと考えを整理して記入していくことが、面接をスムーズに進めるために重要なことです。

３．自己PR欄を埋めるには

自己PR欄を埋めるコツは、自分の長所を単語で紙に書き出していくことです。なぜ単語かというと、最初から文章で組み立てるのは難しいからです。「元気」「人見知りしない」「数字が好き」「パチンコ台に詳しい」……などと長所を単語でたくさん書き出してから2〜3つに絞って文章にするとわかりやすくなります。

長所から自己PRを構築していくのは難しい場合は、短所を出してみるといいでしょう。短所の場合は、克服する方法に重点をおいて考えていくようにしてください。

それでもどうしても自己PR欄が埋められない場合は、第三者視点で意見をもらうようにしましょう。親や友人などでもいいですが、ある程度距離がある知人に意見をもらうと尚良いです。客観的な視点で意見をもらうことで、自分では気付けなかった長所が見えてくることがあります。新たな気付きを得られる可能性があるので、詰まった場合はぜひ試してみてほしいと思います。

４．まとめ

自己PR欄は、自分をアピールするために大切な項目です。

なので、空欄というのは絶対にNGです。自己PR欄を埋めることで、自分を見つめ直すきっかけにもなるので、ぜひしっかりと活用してほしいと思います。