スムーズな転職活動にするために
パチンコ転職ポイント 2019/7/18
毎月多くの方から転職のご相談を受けていますが、その中で、なかなか結果が出ない転職希望者が存在します。
結果が出ない理由や状況は様々ですが、転職活動がうまくいかない状態から抜け出し、希望の会社から内定を獲得するためには、どんな点を改善すれば良いのでしょうか。
今回は、転職活動がうまくいかない理由と、成功するために取るべき行動についてご紹介します。
1.主任職経験者の転職希望者
関東エリアに20店舗ほど展開しているパチンコ企業で、主任として働いている方から転職相談がありました。
この方が勤めていた企業は福利厚生が充実しており、離職率も低く主任職以上のポストも充足している状況で、新規出店などが無い限りは中々キャリアアップできる環境ではありませんでした。
この転職希望者は、キャリアアップできるパチンコ企業に出合うために、多くの求人誌や転職支援サービスの活用と、知人から評判を聞くなどして情報収集を行いました。
しかし、情報収集をすればするほど、求人企業の悪い面ばかりが気になるようになり、少しでも悪い評判を聞くと選考や面接を辞退し、結果、内定を一つも得ることができないまま2か月が経ってしまったのです。
この転職希望者の活動が上手くいかない原因は、転職理由の一番の目的を解消できる求人企業を探していないこと、悪い所ばかりに注目する誤った情報収集をしていること、選考や面接の段階で辞退すること等があるように感じました。
2. 自分に合う求人企業に出合うためには
・転職の目的を忘れないこと
この転職希望者であれば、「キャリアアップが達成できる求人企業」が絶対条件です。
転職の動機や目的が不明確な人は、転職活動を成功させることは難しいでしょう。
現職に不満があるため何となく転職したいというだけでは、面接でも曖昧な志望動機しか答えられず、面接官に「採用してもまた辞めてしまうのではないか」と受け取られる可能性があります。
・正しい情報収集を行うこと
人は自分の知らないものに対しては断片で物事を判断します。また求人企業情報は退職した人から収集するケースが多く、結果マイナスな情報も多く入ってきます。
しかし、情報と実際の状況とでは違うことも多くあり、一見マイナスな情報でも自分にはマッチしている場合もあるものです。情報だけで全てを判断するのは早計と言えます。
せっかくのチャンスを見逃すことにもなりますので、多角的な分析で正しい情報収集を心がけてください。
・選考や面接に前向きに取り組むこと
先入観で物事を判断するのではなく、直接現場に出向き、可能な限り話を聞きましょう。
ネガティブな情報があったとしても、まずは面接を積極的に受けて自身の目と耳で企業を確かめて欲しいのです。
実際に当たってみなければ分からない情報は数多くあるものです。
3.転職は個人と企業のマッチング
転職相談を受けていると、「書類選考に通るにはどう書けば良いですか?」「面接では何と答えたほうがいいですか?」といったテクニカルな質問をされることが少なくありません。
しかし実際の面接は、あくまで担当者(会社)と転職希望者(個人)とのマッチングがポイントとなるので、必ず採用されるという明確な基準はない場合がほとんどです。
逆に言えば、仮に不採用が続いてしまったても、その人が「どこにも通用しない人」というわけではないのです。
つい思考が後ろ向きになり、このまま転職できないのでは?と考えてしまいがちですが、不採用の理由は企業側のニーズと応募者のスキルや経験が合わなかっただけです。
応募者の人間性や、それまでのキャリアすべてが否定されたわけではないので、自信を喪失する必要はありません。
4.よりスムーズに求人企業に出会うためには
転職支援サービスを利用すれば、退職中の転職希望者であれば1か月、在職中の転職希望者であれば2か月で転職をすることも可能です。
特に初めての転職活動では解らないことも多く、自分一人では転職活動の問題点すら気づかずに時間ばかりが過ぎてしまったという転職希望者は多くいます。
有意義な転職活動を行うために、パチンコ業界の転職支援サービスを利用した転職活動を行ってみてはいかがでしょうか。