面接結果の受け止め方
パチンコ面接ポイント 2019/7/23
転職活動において、避けて通れないのが求人企業との面接です。主任職経験者であれば、普段の勤務の中でアルバイトの面接をする機会もあり、面接の流れや求職者を見るべきポイントは理解しているはずですが、自身が面接を受けるとなると、中々上手くいかないケースが見られます。
パチンコキャリアの転職支援サービスを通して転職を進める人は、大体3社~5社の選考を進めるケースが多くなりますが、選考を受ける企業全てから内定をもらう人もいれば、全て落ちてしまう人もいます。この結果の違いは、どこからくるものなのでしょうか。
1.面接が上手くいかない転職希望者
以前、30歳の主任職を任されている人から転職相談がありました。人物や経験した業務も主任職としては申し分のない人でした。ただ本人曰く、上がり性で緊張すると上手く話すことができず、何か失敗をすると引きずってしまう性格である、ということでした。
結果は5社のパチンコ企業の選考を受け、全ての求人企業から内定をもらうことができませんでした。求人企業の採用担当者の話では、人物の掴みどころが無く、パチンコ業界の役職経験があっても、現場でどのようなことが出来るのかイメージできない、と指摘されました。
2.面接での失敗例
面接で実際によく起こる失敗パターンをご紹介します。
■マナー違反の失敗
・待ち時間の態度が良くなかった
・挨拶をしっかりできなかった
・入退室で音を立ててドアを閉めてしまった
・言われる前に着席してしまった
・貧乏ゆすりしてしまった
・面接中に携帯電話の着信音が鳴った
など
■準備不足による失敗
・面接時間に遅れてしまった
・服装が整えられていなかった
・自己PRや志望動機などが、書類内容と違ってしまった
・面接企業情報を間違えてしまった
など
■コミュニケーションがうまくいかない失敗
上記の「面接が上手くいかない転職希望者」はこちらに該当します。
・質問に明確に回答できなかった
・自信の無い態度を見せてしまった
・面接官の質問の意図とは異なる回答をした
・面接担当者と目線を合わすことが出来なった
など
■アピールの仕方を間違えた失敗
・面接企業が求めていないスキルを強調してしまった
・うっかり失敗談をそのまま伝えてしまった
・成功例を上手く説明できなかった
・自信過剰過ぎるアピールで相手に引かれてしまった
など
以上が面接時のよくある失敗例になります。
面接練習は何度も行い、同じ失敗を繰り返さないよう対策をとることが必要です。
3.求人企業担当者からの視点
上記の転職希望者は、1社目の面接が上手くいかず、その結果を引きずったまま求人企業の面接に行ったことがマイナスに働いてしまったようです。
ここで大事なことは、この転職希望者からの視点では、面接した求人企業は5社になりますが、求人企業からの視点では、各社の担当者ともこの転職希望者は人生で初めて出会う人になります。
初めて出会う人が元気がなく、自信の無さそうな人であった時、一緒に働きたいと思うでしょうか。求人企業担当者からは、その姿が「ありのままの姿」と捉えて合否を判断します。
しかし、自信に満ちた「本来の姿」であれば内定をもらえたかもしれませんが、自信の無い姿で不採用になるのは、大変悔やまれることとなります。
4.失敗した後の気持ちの立て直し方
何度も失敗すると「何度も面接に落ち、自信が無くなった」という人がいるかもしれません。
しかし、面接がうまくいかないからといって自分を責める必要はありません。
面接に受からなかった時は、「能力がないわけではなく、スキルや経験、強みなどが応募先企業のニーズに合わなかっただけ」と捉えるように心がけましょう。
また、「最終的には自分と合う1社に出会えれば良い」と考えることも大切です。
面接では人柄や自社とのマッチングが見られています。ひとつの質問につまずいたからといって、必ず不採用になるわけではありません。
失敗があったとしても諦めではいけません。そして、面接に落ちてしまったときは、冷静に面接を振り返りって原因を分析し、次の面接に活かす準備を心がけましょう。
転職活動では悔やむことや落ち込むことは当然あります。
しかし、求人企業の面接で上手くいかなくても、次に新しく出会う求人企業では、自信に満ちた、「本来の姿」を見せられるよう意識して下さい。