通勤時間の有効活用でスキルアップ
転職雑記 2019/9/3
ホールスタッフの場合は家から通いやすい店舗に勤める人が多いと思いますが、勤務地から離れたところに家を建てた人や本部に勤務する人たちはある程度の通勤時間をかけて通っている場合もあるでしょう。
その通勤時間をうまく活用すれば、人としても社会人としてもスキルアップにつなげることは決して難しくありません。忙しい毎日で疲れていたり、前日が遅くまでの勤務だった場合は電車での通勤時間を睡眠にあてる人も多いはずです。
しかし、それでは「体を休めることができた」という当日だけの満足で終わってしまいます。それに対して、通勤時間を仕事の準備やスキルアップのために使えば、出世や報酬の増加などという将来にわたる満足につながっていくのです。
では、実際にどんな使い方をすればいいのか、いくつかの例を見ていきましょう。
1.スマホひとつでもやれることは多い
電車での通勤時間を有効に使うやり方としては、「新聞や本を読む」「音楽を聴く」などを思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、通勤時間帯ともなると車内は混雑しやすいため、新聞を広げるスペースなどはなく、身動きがとりづらいので本のページをめくるのにも一苦労なんて場合もあるはずです。
そんな時はスマホを上手に使いましょう。小さなパソコンとも言えるスマホには本やPDFによる資料、音声データをはじめとして何でも入れられます。片手で扱うことができるスマホなら、混雑した車内でも比較的簡単に見ることができるでしょう。
周りの人に見られてはまずい社外秘資料を安易に開いたり、スマホに入れて持ち出したりするのは問題ですが、スマホひとつでやれることは無数にあります。
デジタル書籍や新聞を読む、勉強のための参考書を見る、イヤホンを使って語学の勉強をするなど、毎日の積み重ねによってスキルアップや資格の取得につなげることができます。
また、その日の最新ニュースや天気を確認するだけでも、話のネタにすることができ、ちょっとしたコミュニケーションにも役立つでしょう。それだけでなく、当日のスケジュールを確認するなど、仕事の準備に時間を当ててみると、出社後スムーズに仕事に入ることができます。
2.あえて快速や特急を使わない
電車通勤の場合、乗車時間のことを考えれば、快速や特急を使いたくなるはずです。
しかし、そう考える人が多ければ多いほど、車内は混雑します。たとえ、早く目的地に着くことができても、満員電車によってストレスや疲れを溜め込むようでは考え物です。
もし、各駅停車の方がストレスを感じないくらい空いていて、乗車時間もそれほど苦にならないのなら、むしろ勉強や仕事の準備に充てる時間も増え、より集中できると言えるでしょう。
3.まとめ
役職に就いている人ほど自然と求められるものが多くなり、日々を過ごす中で時間が足りないと感じやすくなるはずです。
そうした際に「時間がないから」と言い訳をして何かを後回しにしたり、諦めたりすることなく、時間を上手に使うことを心がけてみてください。
毎日の通勤時間が往復30分だとしても、月に20日出勤なら計10時間、年間では120時間にもなります。
こうした時間を決して無駄にすることなく有効活用している人と、漫然と過ごしている人とでは社会人生活を送っていく中でスキルや仕事の成果に大きな差がつくのは必然ではないでしょうか。