魅力的なリーダーが持つ「マネジメント能力」とは
パチンコ店の仕事・スキル 2019/10/22
自分の仕事を一生懸命に頑張っていればいい新入社員や若手社員とは違い、ある程度の経験を積んだ社員は周りの人と力を合わせて、「1+1=2」以上の結果を残すことが大切になります。
また、役職者ともなれば、人を動かす「マネジメント能力」が求められるようになるでしょう。
今回は、そもそもマネジメント能力とはどのようなものなのか。そして、どうすれば身につくのかを考えていきたいと思います。
1.マネジメント能力とは何か
役職の中には多くを語らず、背中で周りの人や部下を引っ張っていくタイプの人もいるでしょう。
その場合、マネジメント能力はないのかというと、そうではありません。
自分のやるべきことを的確に判断し、部下との適切な距離感を保ち、チームの仕事をうまく回しているのなら、高いマネジメント能力を発揮していると言えます。
マネジメント能力とは、物事を進行・管理するための力。
具体的には、
・スケジュールや予算などの管理
・部下の育成
などが挙げられます。
物事の管理や部下の育成については、いろんな方法論がありますが、「これがベスト」というものはありません。
だからこそ、マネジメントは難しく、部署やチームをうまく回している人は「マネジメント能力の高い人」として重宝されることになります。
2.マネジメント能力を高める方法
では、マネジメント能力を高めるにはどんな方法があるのか、例をいくつか挙げてみましょう。
一つ目は、自身をコントロールする力を身につけること。常に視野を広く保ち、「自分のこと」「目の前の人や物事」を客観的に見る姿勢が必要になります。
また、常に落ち着いて行動できることが、不意のトラブルへのしっかりとした対処にもつながります。そうした姿勢は周りの人にも安心感を与え、チームがひとつにまとまる要因になるでしょう。
二つ目は、物事の優先順位を把握すること。何が一番大事なのかを理解することで、効率的に仕事を進めることができ、周りの人への指示やアドバイスも的確になります。
目の前の仕事をコツコツと進めるのも大事ですが、状況が刻々と変化する中でも優先順位をしっかりと把握することが必要なのです。
三つ目は、自分の考えや思いを正確に伝えられるようになること。言葉足らずになったり、逆に言い過ぎて、相手が混乱してしまうようなことは避けなければなりません。
特に急ぎの案件を進めている中では、短い時間できちんと意志の疎通を図ることが大事なのは言うまでもないでしょう。なので、普段から「考えをまとめる」「端的かつ正確に伝える」といったことを心がけて、コミュニケーションをとるようにしてみてください。
3.まとめ
天性のリーダーシップを持った人を除き、マネジメント能力は簡単に発揮できるものではありません。
しかし逆に言えば、ちょっとしたことを意識するだけで、マネジメント能力を高めることもできるのです。
すでに役職に就いていたり、さらなるステップアップを目指している場合は、前述の三つのことを意識しながら仕事に取り組んでみるといいでしょう。