「パチンコの日」と業界の記念日｜パチンコキャリア転職ニュース

日本は一年365日、毎日、記念日がある国です。
「日本記念日協会」（一般社団法人）によると、有名無名も含め2,000を超える記念日が登録されているそうです。

そんな記念日大国日本ですが、業界の記念日はどれくらいあるのでしょうか。

■11月14日は「パチンコの日」

皆さんは「パチンコの日」知っていますか？

「パチンコの日」は1979年（昭和54年）、当時のパチンコホールの全国団体「全国遊技業協同組合連合会」（全遊協。現在の全国団体は「全日本遊技事業協同組合連合会（全日遊連）」）が、11月14日をパチンコの日として制定しました。

「11月14日」は、全遊協が発足した1966年(昭和41年)に通産省から正式に認可を受けた日なのだそうです。

ちなみに他の案として、「パチパチ」と読む語呂合わせで「8月8日」にするという意見もあったそうですが、8月は2月とともに「ニッパチ」と呼ばれ、来客数が減る月であるため、来客数の増加が見込まれる秋から年末時期にある11月14日を記念日にしたとのことです。

この他にも、パチンコ業界の「記念日」は実は沢山あります。
主なものをお伝えしましょう。

■3月31日は「サミーの日」

北斗の拳シリーズでお馴染みのサミーが「3月31日はサミーの日」と制定し、2018年3月に日本記念日協会に認定されました。
サミーの日は、3月31日の語呂合わせで「331（サミー）」と読めることから、記念日としたそうです。

■5月5日は「ジャグラーの日」

パチスロ「ジャグラー・シリーズ」の北電子が制定。ジャグラーシリーズと言えばペカっと光る「GOGO！ランプ」の一発告知は大人気ですね。全国ホールのパチスロ設置総台数の2割以上を占めていると言われています。
日付は「GOGO！」と「55」の語呂合わせです。

■5月10日「ミリオンゴッドの日」

ユニバーサルエンターテインメントが、同社の人気パチスロシリーズ「ミリオンゴッド」の名前を広めるために制定しました。
日付は「ゴッド」を「5 10」と読む語呂合わせから。
記念日は日本記念日協会に登録されています。

■8月4日は「パチスロの日」

「パチンコの日」があるからではないですが、「パチスロの日」は、全国のパチスロファンに感謝する日を作ろうと、「日本電動式遊技機工業協同組合」（日電協。パチスロメーカー団体）と「回胴式遊技機商業協同組合」（回胴遊商。パチスロ販社の団体）が制定しました。日付は8と4で「パチスロ」と読む語呂合わせから。

■8月7日「花の慶次の日」

「花の慶次」シリーズが有名なニューギンが制定しています。
今年はオンライン開催となりましたが、既に12回を数える人気のイベントとなっています。
2019年には地方から参加できないファンのために、全国8会場でツアー形式開催され、ファイナルとなった大阪会場以外は抽選入場でしたが、応募が約15,000もあったそうです。

■8月8日は「パチンコ供養の日」

遊技機メーカーの平和が、1994年に「パチンコ供養の日」を制定しています。
手軽な娯楽を提供してくれるパチンコに感謝し、役目を終えた台の労をねぎらうことを目的にしており、2003年まで9回にわたって東京・台東区浅草の浅草寺で開催されていました。金色のパチンコ台に向かって僧侶らが読経する姿がニュースになっていましたね。
「パチパチ（88）と玉がはじける」語呂合わせと、「八」の末広がりで縁起が良いとされることから8月8日を選んだそうです。

■10月3日は「鹿目まどかの誕生日」

2019年、秋葉原のホールで4,200人以上が列を作って大きな話題となった、パチスロ「SLOT魔法少女まどか☆マギカ」のヒロイン「鹿目まどか」の誕生日。
Twitter上では「まどかの誕生日」や「アイランド秋葉原」といったワードがトレンド入りをするほどでした。
この他にも、パチスロにもなっているアニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」のヒロイン「エミリア」の誕生日（9月23日）をメーカーが宣伝していましたね。

元々はアニメファンのイベントとしてキャラクターの誕生日会は話題になっていましたが、秋葉原の一件以来、パチンコ業界でも機種版権のキャラクターの誕生日について、何らかの「反応」を見せるホールも増えてきているようです。
広告規制が厳しい現代では、パチンコホールとファンが一緒に楽しめる数少ないチャンスですので、ぜひ盛り上がって欲しいです。

上記の他にも、大手を中心に全国各地のホールが独自制定している記念日は無数にあります。みなさんの身近なホールでも創業記念日など何かしらの「記念日」がきっとあるはずなので、ぜひチェックしてみてください。