最も営業時間の長い都道府県は?
パチンコのユルイ雑学 2020/12/3
あなたの地元のパチンコ店は、何時に開店して何時に閉店していますか?
ご存知の方も多いと思いますが、パチンコ店の営業時間は風営法で定められていて、深夜0時から午前6時の間は営業できません。(風営法第十三条)
以前は「日の出営業」というのが許可されており、風俗営業は「日の出」(当然ながら経度や季節によって日の出時間は変わるが・・・)から営業ができたのですが、2016年(平成28年)の法改正で「日の出」という曖昧な規制から「午前6時」と厳密な規制に変更され、現在では原則的に「深夜0時から午前6時までの時間」は営業が禁止されているのです。
しかし、実際のところでは営業時間は各都道府県の条例によっても制限されていて、地域ごとにその時間を遵守して営業しています。
ファンの間で有名な三重県の年末年始オールナイト営業のように、年末年始やお盆などの時期については、都道府県条例にて営業時間を延長することが認められるなど、例外もあるのです。
(【風営法第十三条 一】「都道府県が習俗的行事その他の特別な事情のある日として当該条例で定める日」及び【同二】「午前零時以後において風俗営業を営むことが許容される特別な事情のある地域」については、都道府県条例により定めがある範囲で午前0時以降も営業を行うことができます)
こうした背景から地域によって営業時間は大きく異なり、全国の営業時間帯は以下のようになっています。
※2019年12月31日時点
■10:00~23:00 13時間営業
20都府県
群馬、千葉、埼玉、東京、山梨、長野、石川、滋賀、奈良、和歌山、京都、大阪、兵庫、福岡、佐賀、大分、長崎、熊本、宮崎、鹿児島
東京や大阪、福岡、千葉、埼玉など大都市圏の定番営業時間帯で、九州全県も該当していました。
店舗数の割合が全体の約5割と最も大きいので、これが全国標準だと思っている人も多いのではないでしょうか。
■9:00~23:00 14時間営業
21道県
北海道、秋田、岩手、山形、福島、栃木、茨城、神奈川、新潟、富山、岐阜、愛知、福井、岡山、鳥取、島根、広島、山口、香川、徳島、高知
最も多くの都道府県が選択している営業時間帯です。
10:00~23:00の13時間営業グループとは1県しか違わないですし、店舗数は全体の約4割ですから13時間営業グループと二分していると言って良いでしょう。
特に東北など北の地域と中国、四国地方の多くの県が該当しています。
■9:30~23:00 13時間30分営業
1県
青森県
■9:00~22:30 13時間30分営業
1県
静岡県
■9:00~23:30 14時間30分営業
1県
愛媛県
■9:00~23:45 14時間45分営業
1県
沖縄県
■9:00~24:00 15時間営業
1県
三重県
■8:00~24:00 16時間営業
1県
宮城県
最長は「宮城県」の16時間営業でした!!
愛媛県は電車もありますが東西に長広い県であり、沖縄県は那覇市内を走る「ゆいレール」(モノレール)しかないですから、どちらも車が必須の県ですね。帰宅時間は気にしなくて良い…ということはないでしょうが、さすがに14時間を超えると長いですね。
さらに上を行くのが三重県で15時間。三重県と言えば年末年始の「オールナイト営業」も有名ですね。
こちらは冒頭でご紹介した風営法13条の例外規定に則ったもので、基本的には「伊勢神宮」の初詣客への配慮から許可されているようですが、コンビニで代替が効く現在では中止して欲しいという要望もあるそうです。
そして最も長い営業時間は16時間の宮城県でした。
朝8時開店、閉店24時はニュースになるなど話題になりましたが、北部の石巻市では日によっては7時開店の店もあり、さらには9:00~23:00、~23:30のお店もあるなど意外にバラつきがあるので、遊ぶ際は事前に確認することをおススメします。
それにしても一般的に推奨されている睡眠時間は7~9時間ですから、眠っている時間以外を全てパチンコ遊技に費やすことが可能というのはすごい環境です。
ユーザー視点からすれば「良台」をゲットできれば期待収支はあがるし、店舗にとっても売上が伸びるので、営業時間が長ければ長いほどWIN-WINな雰囲気ですが、労働環境や射幸性といった見地からするとネガティブに見られる可能性は否めません。
また、ホール経営企業にとっても地域差による3時間の営業時間格差は、経済活動としては不均衡と言わざるを得ないでしょう。
日本らしいアバウトさの事例の一つかもしれませんが「営業時間の全国統一化」は、いつか業界案件の俎上にあがる日が来るかもしれませんね。