管理職が辛いと感じた時の対処法
転職雑記 2019/11/21
役職がつくと周りの人の見る目が変わり、モチベーションが上がりやすい一方、背負う責任やプレッシャーも大きくなります。
そうした状況を前向きに受け止めることができる人もいれば、「辛い」と感じる人もいるでしょう。
場合によってはプレッシャーに耐えられず、「気楽な平社員のほうがいい」と考える人も少なくありません。
役職者は孤独を感じることが多いと言われています。部下に向かって安易に愚痴をこぼすことができないため、必然的にひとりで多くのことを抱え込むことになるからです。
また、時には部下を叱ったり、数字を達成するために叱咤激励することで、相手と気持ちがすれ違ってしまう場合もあるでしょう。あるいは自分自身も、上司と部下の板ばさみになって苦労することもあります。
どんなにマネジメント能力が高くても、うまくいかない時はあり、疲れやストレスを溜め込んでしまう――そんな時はどうすればいいのか、管理職が辛いと感じた時の対処法を考えてみましょう。
1.右腕となる部下を育てる
ひとりで何もかもを背負い、結果を出そうとする意気込みは決して悪くありませんが、それでは精神的にも肉体的にもいつか限界がきてしまいます。
そうしたことを避けるためには、職場のみんなが気持ちをひとつにして目標の達成に向かうようにマネジメントするだけでなく、自分の右腕となる存在を育てることが大切になります。
また、そうした気持ちを持ってすべてのスタッフに接していれば、自然と職場全体のレベルアップにつながり、自身の負担も少しずつ軽減されるでしょう。
2.仕事から離れる時間をつくる
これは「リフレッシュする時間をつくる」「プライベートを充実させる」ということです。常に仕事のことを考え、何かあればすぐに対応できるように備えておくのも悪くありませんが、それでは心が休まる暇がないでしょう。
また、息抜きが「休日は寝て過ごして終わり」というのも、結果的にはもったいない過ごし方だとモヤモヤした気持ちを抱えることになりかねません。
だからこそ、仕事を忘れて没頭できる趣味を見つけたり、友達や家族と心から楽しめる時間をつくったりするなど、オンとオフを切り替えることが何よりも大切なのです。
3.まとめ
仕事をしているなかで「辛い」と感じることは、それだけ真剣に仕事と向き合い、多くのものを背負っている証拠なので自分に自信を持つようにするといいでしょう。
また、大きな責任やプレッシャーと向き合うことは、社会人として成長を遂げるために必要なものであり、そこから安易に逃げ出すべきではありません。
ただし、だからこそ一週間のほとんどを大きな責任やプレッシャーを背負って過ごしている人は、そうしたものから解放される時間をつくるためにも、ご紹介したふたつのポイントをぜひ意識してみてください。