内定・入社
雇用契約で絶対に押さえておくべきことが何かあれば教えてください。
下記事項は、採用時に書面で明示するよう、労働基準法で定められています。
1.雇用契約の期間
2.就業場所、従事する業務
3.始業及び終業の時刻、早出・残業等の有無、休憩時間、休日、休暇、就業時転換に関する事項
4.賃金の決定、計算及び支払いの方法、締め切り日、支払い日
5.退職に関する事項
その他、試用期間と雇用形態、試用期間中の社会保険の有無についても確認をしておきましょう。一般的には1カ月から3カ月程度の試用期間を設けている企業が多いようですが、労働基準法では14日以上働いた場合は解雇予告を必要とします。雇用形態も、正社員で採用されたつもりが契約社員だったということもありますので、注意しましょう。
退職に関しては、退職金支給対象となる勤続年数を確認してみてください。賃金などが記載された雇用契約書は、後々問題が起きないためにも、入社前に取り交わすようにしてください。企業側から連絡がない場合は、人事へ連絡をとり、雇用契約書について確認をしてみてください。その際、不振を抱いているような言い方ではなく、あくまでも好意的に長くきちんと仕事がしたいという気持ちで話をしましょう。
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