面接・選考
圧迫面接を乗り切るにはどうしたら良いですか?
応募者の本来の姿を短時間で確認するために、圧迫面接を行うケースも増えてきています。圧迫面接は回答の内容以上に、応募者の表情や口調の良し悪しをチェツクします。選考官は、嫌なことを言われてすぐに顔に出るような人に対して、対人関係で問題を起こす可能性を懸念します。
乗り切るポイントとしては、面接官が何と言おうと気にしないことです。例えば、「在籍期間の短い企業が多いね」と嫌味な口調で言われたら、「ご指摘のとおりですが、~」と、まず面接官の指摘を肯定したうえで、ご自身の考え方を主張してください。
喧嘩をしているわけではありませんので、逆に選考官が真剣に採用を考えていると捉えてみるのも良いかもしれません。クレーム担当者は、まず顧客に話をさせて怒りを納めます。真っ向から否定するのではなく、選考官の指摘を聞いたうえで、むきにならないように応対することがポイントです。
企業が応募者を選別するように、応募者も企業を選ぶことができます。面接を進めていくなかで、採用したいと真剣に選考官が考え応募者にあえて厳しい質問をしているのか、単なる嫌がらせで圧迫面接を行っているのかを判断しましょう。
その結果、何の意図も感じられないような圧迫面接を行う企業は、企業体質が悪く、入社しても日々圧迫面接を受けているかのような気持ちで勤務しなければならないことも予想できますので、こちらから入社をお断りするくらいの信念を持って臨んでみてください。