転職について
転職したら、現年収よりも下がりますか?
あくまでも「年収」にこだわった転職活動を行うのであれば、初年度から年収が見込める企業や前職と同等の額を提示してくれる企業はありますので、転職アドバイザーに年収を維持したいという考えを伝えてもらえればと思います。
転職活動においては、年収以外にも求職者が重視する項目として「会社規模や業績」「会社の理念や社風」「会社の将来性」「勤務地」「福利厚生」「職位やキャリアアップ」など、多くの確認事項があります。年収を維持したまま転職を行ったとしても、会社の社風や職場環境が合わなかったり、福利厚生面で満足しなかったり、配属店舗が遠隔地になったりしたら、転職先で長く勤務することは難しくなるでしょう。今までに年収面のこだわりを持って転職活動を行った人でも、全員が活躍しているとは言い難い状況となっています。
転職を行う際の1つのポイントとして、年収や職位などの求職者の頑張りにより「変えられるもの」で選ぶのではなく、会社の理念や社風などの「変わらないもの」を重視して進める方法があります。年収を下げての転職となれば、今までの生活水準を維持することが難しくなり、特に家庭を持っている人であれば深刻な問題となります。
しかし、入社後の頑張りで年収は上げることができますが、入社した企業の社風や理念は、今までの創業から築かれたもので、中々変えられるものではありません。転職活動を進める際は、こだわりを強く持ちすぎることなく、広い視野を持って進めることが成功に近づく第一歩となるのです。