自己PR欄は、転職を成功させる鍵!
パチンコ面接ポイント 2016/9/8
転職希望者の方とは、面談をしながら今後の活動などについて話をすることが多くあります。そんなときによくあるのが、履歴書や職務経歴書の自己PR欄が空白になっていること。 転職希望者のこれまでの職歴や今後の転職活動をよりスムーズに行っていくために、面談時には履歴書や職務経歴書を用意していただくことがほとんどです。
しかし、実際に用意していただいた履歴書や職務経歴書を見てみると、自己PR欄だけまっさらな状態になっていることが多々あるのです。 一体、何故なのでしょうか。
1.自己PR欄を書いていない主任
先日、自己PR欄が空白になっていた転職希望の主任に理由を聞いてみたところ、いざ文章にしようとすると何を書いていいのか分からなくなってしまったとのことでした。その方は、キャリアコンサルタントと面談をする際に相談しようと思っていたらしいのですが、中には自己PR欄が空白でも問題ないだろうと思っている転職希望者もいました。
しかし、自己PR欄は求人企業に対して、書類の段階で転職希望者の特徴を伝えることができる大切な手段です。これまでのパチンコ業界での経験などは職歴で書くことができても、仕事をする上での考え方や転職者自身の特徴、そして何よりもやる気や熱意といったものを表現できるのは、自己PR欄だけと言えるでしょう。 自己PR欄が空白となると、「この転職希望者にはアピールしたい特徴が何もない」「仕事に対して熱意がない」と捉えられてしまします。ここひとつで評価が大きく変わってしまうのです。ぜひ、自己PR欄は空白にせずに記入して欲しい箇所です。
2.自己PR欄で何でも完璧にできる人になっている転職希望者
逆に、転職希望者の中にはびっしりと自己PR欄の内容を書いている人もいます。目を通してみると、転職する理由がないくらい「何もかもが完璧にできる人」になっていることもあります。あまりにも完璧すぎると、「なぜ転職したいのか?」と求人企業側に思われる可能性もあります。転職理由を話すときにネックになってしまうような、自己PRの書き方は避けるようにしなくてはいけません。
自己PRなので自分の長所を書き出すことも大切ですが、嘘をついたり過剰にアピールしすぎたりしてしまうのは良くありません。思いつかない場合は、あえて苦手分野や不得意なことを書くのもひとつの手と言えるでしょう。その短所を新しいパチンコホール企業で具体的にどうやって克服していくのかを記入することで自己分析もできて、求人企業ともより深い話ができるかと思います。
求人企業の基本的な面接の流れとしては、転職希望者の転職理由や今後のビジョンの話がメインになることが多いです。そのため、書類の段階で自己分析をしっかりと行い、自分自身がどういう人間なのかをきちんと表現しておくことが大切です。そうすれば、面接の場面で自分を最大限にアピールでき、良い結果に繋がるでしょう。
3.自己PRを作成するために
自己PR を書く上でのコツですが、一つ目が自分の長所を単語で紙に書き出してみることです。最初から文章で組み立てるのは難しいと思うので「元気」、「人見知りしない」、「数字が好き」、「パチンコ台に詳しい」など長所を単語でたくさん書き出してから2、3つに絞って文章にすると分かりやすくなります。
長所から文章をまとめることに詰まった場合は、短所からまとめることもできます。短所の場合は、克服する方法が大切になります。長所と同じように単語をたくさん書き出した上でどのように今後克服していくかという視点でまとめてみてください。
もう一つは知人と話すことです。できれば、あまり親しすぎない一定の距離感のある知人と話すことをお勧めします。客観的な視点からの意見を聞くことで自分では気づかない部分を指摘してくれるケースがあります。新たな気付きもあるのでとてもお勧めです。
4.まとめ
転職希望者の中には、履歴書や職務経歴書の自己PR欄をあまり重要視されていない方もいらっしゃいます。しかし、仕事に対する熱意や、パチンコ業界に対する思い入れなど、自分を企業に売り込むために非常に大切なものでもあるのです。必ず、自己PR欄は埋めるようにしましょう。
また、自己PR欄の作成を通して、自分自身のパチンコ業界における経験や考え方を整理することもできます。自己PR欄の作成がそのまま求人企業の面接への準備にも繋がるのです。