行動を起こせば何かが分かる、見えてくる！｜パチンコキャリア転職ニュース

先日、パチンコキャリア転職に登録したBさんから「転職したいと思っているけど、最初の一歩が踏み出せない。どうすればいいのでしょうか？」と相談を受けました。Bさんは、あるパチンコホールで主任として働きながらも、より良い環境や待遇を求めているのです。

しかし、「一歩が踏み出せない」というのは転職希望者にお会いしていると、よく聞く言葉です。パチンコ業界に限らず、他業界だったり、離職中で転職先を探している方からも同じような相談を受けることは多々あります。では、転職を本気で考えていながら、どうしてこのような気持ちになってしまうのか、そして、どうすれば解決につながるのかを見ていきましょう。

１．躊躇する理由は一つではない

最初の一歩が踏み出せない理由は十人十色。まさに、人それぞれです。

・現在の環境を大きく変えることが怖い

・役職や待遇が一時的に下がるリスクを避けたい

・転職によって下がった職位が一定の勤務後に再び上がるのか不安を覚える

・転職しても、やがては環境を変えたい気持ちが湧いてくるのではないか…等

転職希望者は様々な悩みや不安を抱えながら転職活動をしており、時に歩みを止めてしまうのは決して珍しいことではありません。

特に、扶養家族がいる人や将来を誓った恋人がいる人、転職にネガティブなイメージを持っている人、現在の職場に「満足している点」が一つでもある人は躊躇してしまうのも無理はありません。

２．現状を変えたいのなら、まずは行動を！

「転職したい」という思いと同様に、転職を躊躇する気持ちもまた偽らざる本心なのです。そうした相反する気持ちを抱えて悩んでいる人に対して、一つ言えることがあります。

それは「考えているだけでは何も変わりません」ということ。転職希望者が置かれている状況は一人ひとり違っているので、型にはめて言うことはできませんが、少なくとも「行動を起こさなければ状況は変わらない」ということは全員に当てはまるのです。

「何も考えず、衝動的に行動してみよう」「考えることが良くない」と言うつもりはありません。しかし、日々の仕事に追われる中、一人で考え込んでいても良い解決策が見つかる可能性は低い、そのことは容易にイメージできるでしょう。

現在勤めている企業や職場と比較できる物差しがあれば、転職すべきか、もう少し様子を見るべきかが自ずと判断できます。そのためにも、行動を起こすことが重要なのです。

３．行動を起こすことで見えてくるもの

転職検討時の比較対象とは、待遇や福利厚生のような条件だけではなく、オーナーの考え方や人柄、企業の社風、現場の雰囲気なども含みます。こうしたものは求人情報や企業ホームページだけでは完璧に把握できない場合が多く、面接で求人企業の人事担当者と直接会ったり、実際にパチンコホールに足を運んでみて初めて感じ取れるケースも多いのです。

実際に求人企業の人と話してみれば、その企業に対して自分の抱いていたイメージが正しかったのかどうかが分かるでしょう。また、求人情報を見るだけでは分からなかった、その企業の素晴らしい点が見つかるようなこともあるはず。

さらに言えば、他社を知ることで現在勤めている会社の良いところやメリットに改めて気づくようなことがあっても不思議ではなく、そうした体験が転職活動において有益であることは間違いありません。だからこそ、「まずは行動を起こしてみよう」という部分につながっていくのです。

４．まとめ

「転職した方がいいのか？」「それとも今はやめた方がいいのか」と一人で悩み、考え込むよりも、行動を起こしてこそ、自分が置かれている状況や進むべき道が見えてくるということもあります。

パチンコホールを例に挙げれば、同じ商圏にある競合店舗でも、設置台数や機種のラインナップ、景品や店内装飾への力の入れ方、ホールスタッフのサービス姿勢（社風）など、異なる点をあげたらきりがありません。

外側からは同じように見えるパチンコホールでも、実際にはそれぞれ個性や特色があるので、求人企業を深く知ってみたら「自分に合う職場はここだ！」と気づくこともよくある話なのです。

満足のいく転職活動になるかどうかを決める一因は、ほんの少しの勇気や行動力の有無……なのかもしれません。