短所を聞かれた時に気を付けるべきポイントとは!?
パチンコ面接ポイント 2016/12/20
「ご自身の短所を聞かせてください」
これは、パチンコ業界の面接時に聞かれることの多い質問のひとつです。私たちが、転職希望者の面接に同席した際にもよく耳にします。
他には、「パチンコホール業務での得意分野は何ですか?」「志望動機は何ですか?」なども、転職活動の場でよく聞かれる質問と言えるでしょう。
短所を聞かれて、あなたならば何と答えるでしょうか? 意外と、長所ならばいくつか思いつくものの、短所を挙げることは難しかったりするのです。それはなぜでしょうか。
1.面接での落とし穴
面接では、自分を良く見せようとするあまり、時には誇張しながら、自己アピールしてしまう人がいます。もちろんそれは、希望通りの求人企業に転職したいからに他なりません。数あるパチンコホール企業の中から自分が強く「ここに転職したい!」と思える会社が見つかったならばなおさらその気持ちは強くなるでしょう。
そのため、「短所を教えてほしい」という、まるで「自己アピール」とは真逆に感じられることを答えなくてはいけなくなった時、落とし穴にハマるケースがあるのです。それでは、パチンコ業界での転職を成功させるために「あなたの短所を教えてください」という質問にはどのように対応するべきなのでしょうか。
2.短所を聞かれた時に気を付けるべき2つのポイント
この質問に対する返答として、ポイントは大きく分けて2つあります。
それは、その短所を「どうやって克服しようとしているか」を含めて話す、伝え方を工夫する、の2つです。
①その短所を「どうやって克服しようとしているか」を含めて話す
人間誰しも多かれ少なかれ短所はあるものです。この質問をしているパチンコ企業の面接官にももちろん短所があります。そのため、「短所がない」などと答えることは、転職活動において「自己分析ができていない」と主張しているのと同じことなのです。
なので、短所を聞かれた際の重要なことは、「短所はどんなところか?」ということではなく、「短所をどう克服しようとしているか?」という点にあることを覚えておいてください。
たとえば、パチンコホール企業の主任が転職希望者だとします。短所が「担当業務を忘れてしまうことがある」という場合は、どのように話すべきか、考えていきましょう。
「担当業務を忘れてしまうことがある」……これはできるだけ面接の場では言い難いことかもしれませんが、「どのように克服しようとしているか」を一緒に話すことができれば問題ありません。
「短所は、その日にしなければいけないパチンコホールでの業務を忘れてしまうことです。そのため、私は業務を忘れないように、毎日その日にすべき項目を出勤時にメモ用紙に書き記し、完了したかどうかをしっかりとチェックしています」……といった具合です。
これならば、「自分で自分の短所を把握しているだけでなく、改善しようと努力している」と評価されるでしょう。
②伝え方を工夫する
同じことを伝えようとしていても、言葉の選び方ひとつで相手の受け取り方が変わってきます。ただ単に短所を伝えるだけでなく、暗に「今はまだ〜だけど」「改善しようとしている・しつつある」ということが相手に伝わる話し方を心掛けましょう。
たとえば、「スケジュール管理ができない」と言うのと、「スケジュール管理ができていない」と言うのでは、一見同じ意味に見えますが、与える印象は異なります。
前者の場合は、ただ「できない」という事実を述べたそれだけです。一方後者は、「今はできない」「弱みだと思っている」(けど、これからできるようにする)という意味で受け取ることができるのです。
このように、同じことを伝えようとしても、言葉ひとつで与える印象が変わってきます。そのため、「相手にどう伝わるか?」を、常に客観的に考えることが重要です。転職活動時だけではなく日常生活でも意識していると、人とコミュニケーションをとる時に役立つでしょう。
3.まとめ
転職活動では、面接をはじめとする様々な場面でいろいろな質問をされることがあるでしょう。自分のことを積極的にアピールするためにも、伝え方はとても大切です。
面接時の質問であれば、「なぜこんなことを聞いてくるんだろう」と、質問の意図を考えるようにしましょう。その上で、自分のことを正確に伝える言葉を選んで、パチンコ業界での転職活動に臨みましょう。