仕事に対するモチベーションアップのために
転職雑記 2017/1/3
「業績を10%上げたければ、社員のモチベーションを10%上げろ」
これは、昔あるテレビ番組で東海バネ工業株式会社の渡辺良機社長が言っていた言葉です。
“バネ”は機械類や車、テレビ、ビデオなど身近にある製品に必要不可欠な部品です。バネの製造をしている会社は国内だけでも約3,000社あるそうです。そんな競合がひしめく中で東海バネ工業株式会社は、黒字を達成をし続けています。仕事において、モチベーションがどれだけ重要なものであるかということが、分かっていただけるかと思います。
私は、パチンコ業界での転職支援を通して、数多くの求人企業の採用担当者や転職活動中の店長とお会いしてきました。そこで感じるのは、店長とパチンコホールの雰囲気は同じであるということです。
皆さんは、「暗く元気のない人が店長のパチンコホールは、稼働も悪く従業員の対応も良くない」という経験はないでしょうか?
暗いパチンコホールには暗い雰囲気の店長さんがいることが多いですし、明るく活気づいたパチンコホールには同じように明るい雰囲気を持った店長さんがいることが多いのです。もっと言ってしまうと、「本社の雰囲気と店長の雰囲気」も同じようなものを持っている傾向があります。
当然、自店の売り上げが思わしくなければ、モチベーションを保つことは難しいかもしれませんが、それでもパチンコホール内を常に明るく維持するのは店長の仕事でもあるのです。
1.モチベーションを上げるためには?
仕事のモチベーションは人それぞれです。
「店長、主任を目指して頑張る人」「家庭があり家族を守りたいと頑張る人」「育ててくれたパチンコホール企業に恩返しがしたいと頑張る人」「単純にパチンコ業界の仕事が好きな人」など、例を挙げればきりがありません。
しかし、一度仕事に対するモチベーションが下がってしまうと、そこから上げるのはなかなか難しいものです。
また、悪いことは続くもので、何かでパチンコホールの仕事に対するモチベーションが下がると、お給料が下がったり、プライベートもうまくいかなくなったり……と、負のスパイラルにハマってしまうこともあるでしょう。また、上司が変わり、考え方が少し違うことからモチベーションが下がり、パチンコホールの稼働が落ちて店長から降格したという方もいらっしゃいました。
一度下がってしまったモチベーションをもう一度上げるには、意外と時間がかかるものですが、あまり時間をかけずにモチベーションを上げる方法としては、「新しい発見をすること」が良いでしょう。
普段何気なく過ごして、業務をこなしていく中にも驚くべき発見があったりするのです。そのようなものに目を向けてみると、新鮮な気持ちが蘇ることもあるでしょう。また、「仕事に対する動機付け」にも繋がっていくのです。
しかし、モチベーションが下がってしまっているところに、「回りを見渡せば新しい発見がたくさんあります!」と言っても、あまりピンとこないのが現実です。
2.「求人企業の面接」はとても良いきっかけに
そこで、オススメしたいのが、「求人企業の面接」なのです。「新しい発見」を探す機会として、求人企業の面接は、非常にいい場だと思います。これまでにいろいろな方が転職活動を通じて、「新しい発見」をされてきたのを、私は目の当たりにしました。
面接の場に足を運び、他の会社や社長、パチンコホールの状況を聞くことで、今自分が勤めている会社や、置かれている立場などについて、見直すきっかけになるのです。
過去には、「こんなにパチンコホールのスタッフを大切にされている社長っているんですね。私もこんなパチンコホール企業で働きたいです」と転職を決めた店長や、「私が今もらっているお給料って高い方なんですね。これだけ恵まれているなら、頑張らなきゃいけないですね」と今のパチンコホール企業に残ることを決めた店長もいました。
求人企業の面接は、良くも悪くも、自分の今の働いている会社と比較し、今後どうするべきかを考えていくきっかけになるのです。
3.まとめ
パチンコホールでの今の仕事に、どうしても全力で取り組めてない人は、一度求人企業の面接を受けてみてはいかがでしょうか。転職をするために転職活動をするのではなく、自分を見つめ直すためために動いている人もたくさんいるのです。