キャリアアップに最適?北海道の魅力と内情
転職雑記 2017/3/14
突然ですが、この記事を読まれている方の中で北海道に何らかの縁があり、「北海道に戻って就職・転職をしたい」もしくは「北海道は就職先・転職先が少ないのではないか?」と思っている方はいませんか?
関東や関西に住んでいながら北海道のパチンコホールや業界事情に精通している人はきっと少ないはず。全国でチェーン展開しているパチンコホール企業に勤めていれば、北海道内の店舗についてもいろいろ知ることができますが、大部分の人は北海道の現状を逐一把握するのは難しいことでしょう。
今回は、そんな人のためにパチンコ業界における北海道の内情についてお伝えしたいと思います。
1.北海道はパチンコホール経営が難しい!?
最初にはっきり言っておきたいのは、「全国的に見ても、北海道はパチンコホールの経営が厳しいエリアの一つ」ということ。他のエリアと比較しても規制の厳しさは全国で一番と言ってもいいでしょう。
全国でチェーン展開しているパチンコホール企業でも、他の県では有効だった施策が北海道でも通用するかどうかは分からず、それどころか、同じ施策を行えないことさえあります。
また、他府県と比較して北海道民の平均給与所得も低いことから、集客や利益の確保に苦戦しているパチンコホールも多いようです。とはいえ、北海道の全てのパチンコホール企業、店舗が守りに入っているというわけではありません。
2.勢いのある企業・パチンコホールが数多く存在
実際に、弊社で運営している転職サイトで求人を出している企業を見ても、攻めの姿勢が強く感じられます。パチンコホールの経営が厳しいエリアと言われる北海道の中でも、しっかり利益を上げて無借金で経営している企業がとても多いのです。その証拠に、求人依頼の背景として「新規出店を考えているので、人員を増やしたい」という理由が多く見られます。
特に2013年の暮れから翌年春にかけては10店舗近くの新規店舗がオープンを控え、多くの求人が出ていたのが印象に残っています。その中には大手企業だけではなく、中小企業も含まれていました。このように、業界規模の縮小・停滞が目についたり、パチンコホール運営が難しいエリアだったりする中でも、財務体質が良好で、攻めに転じている企業が数多くあるのが「北海道」なのです。
3.求められているのは「向上心」と「野心」
これは北海道に限ったことではありませんが、パチンコ業界でたまに「主任クラスの中間層は現状に満足しがちで、店長になりたいという向上心に欠け、危機感も足りない」という話を聞くことがあります。
中でも、北海道の郊外エリアでパチンコホールを運営する企業では周りに競合店が少ない状況もあって危機感が薄れてしまい、スタッフの向上心が欠けてしまうことも多々あるようです。これは大都市圏の駅前など、激戦区での勤務経験を持った人からすれば、スタッフに対して最も物足りなさを感じる部分でしょう。
そうした問題が深刻化した結果、新店を出したくても、新たに店長を任せられる人材がなかなか見つからないといったことにもつながり、求人依頼をかけざるを得ない場合もあります。
逆に言えば、向上心が高く、野心を持った主任がステップアップを目指すなら、求人企業側から高く評価され、大きなチャンスを与えられる可能性があるのです。これまで北海道とは何の縁もなかった人でも、転職を考えている場合は選択肢の一つにしてみてはいかがでしょうか。
4.まとめ
どの都道府県でも新規開店、リニューアルオープン、人事異動は頻繁に行われています。ステップアップやキャリアアップを真剣に考えて能動的に動いていれば、チャンスをつかむことはそれほど難しくないのがパチンコ業界の良いところです。
2016年には人気ライター・芸能人の来店イベントが解禁されるなど、注目度が増した北海道。業界を発展させるには良い環境を整備し、素晴らしい人材を増やさなければいけないのは言うまでもありません。そうした下地がこの数年間で築かれつつある北海道は、今とても魅力のある土地だと言っても良いでしょう。
故郷である北海道に戻りたいと思っている人、環境を大きく変えて上の役職や店長を目指したい人は、大きなチャンスがあふれている北海道に目を向けてみてはいかがでしょうか。
また、単純に今の勤め先以外の企業にも興味を持ち、業界の現状を深く知るだけでも仕事へのモチベーションが高まったり、新たな目標の設定にも繋がることもあるはずです。