転職希望者は「選ぶ」立場? 「選ばれる」立場?
転職雑記 2017/11/7
転職活動をしていると、他の転職希望者の様子が気になることがありませんか?
「他の転職希望者は、どのように活動しているのだろうか?」「求人企業の面接で、どのようなことを考えているのだろうか」「どのようにアピールしているのだろうか」……など、他の転職希望者について考えることがあるかと思います。
そこで、本日は、転職希望者の目線から転職活動について見ていきたいと思います。転職希望者は求人企業の面接を通して何を感じて、どのようにして入社するパチンコホール企業を決めているのでしょうか。みなさんの転職活動の参考になればと思います。
1.求人企業への印象
転職希望者が入社するパチンコホール企業を選ぶ上で重要視しているポイントのひとつが、「面接を通して、『このパチンコホール企業で働きたい』という熱い想いになるかどうか」という点です。もちろん、福利厚生や待遇面、企業規模など、入社を決めるポイントは人それぞれですが、求人企業の面接担当者に対する印象で「この企業に入りたい」と思い、入社するパチンコホール企業を決める転職希望者は意外と多いのです。
それは、転職希望者は、求人企業の面接担当者を通してそのパチンコホール企業の社風や雰囲気を感じ取っているからです。求人企業の面接担当者が求人企業の顔になっているといっても過言ではありません。そこで、酷い態度を受けたり、「この人とは働きたくない」と感じたりすれば、その会社への入社の意志はなくなってしまうでしょう。
求人企業の面接担当者の印象は、転職希望者がその企業に入社するかどうかに大きく関わってくるのです。
2.転職希望者が見る点
それでは、転職希望者はどのような点から面接担当者に対して印象を持つのでしょうか。
(1)面接担当者の身なり、服装がしっかりしているか。
(2)面接担当者の態度、立ち振る舞いが横柄ではないか。
(3)質問に対する回答がきちんとしているか。
(4)淡白な面接ではないか。
(5)マニュアルに沿った面接ではないか。
転職希望者は、基本的に、上記の点を見ているようです。意識せずとも、そういったところで無意識に印象付けている転職希望者も多いでしょう。
以前、実際に私が転職のお手伝いをしていた主任は、求人企業の面接担当者が時間に遅れてきたのにも関わらず、何も言わずに面接がスタートしたことから、内定が出たものの、入社するのを辞退してしまいました。
その主任は、時間を守ることや、遅れることを事前に伝えることなどを、仕事をする上で重要視していたため、その面接担当者がいる求人企業では、自分が大切にしていることが守れないと感じたそうです。このように、転職希望者は、面接を通じて、面接担当者に対してさまざまな思いを持ちます。それは、プラスのことだったり、マイナスなことだったり、いろいろです。
3.「選ばれる」だけではない
自分たちが「採用するか、しないか」を判断している立場であり、「転職希望者に入社するか、しないか」を判断されているということを、まったく認識していない求人企業の面接担当者がごく稀にいます。
しかし実際は、求人企業に「採用する、しない」の判断の自由があるように、転職希望者にも「入社する、しない」を決める自由があります。どちらも選んで、選ばれる立場であるということです。転職希望者は、求人企業の面接担当者のことをよく見ています。なぜなら、これから自分がこれから長い間働くかもしれない会社を選んでいるからです。当然、適当な気持ちでは入社することはできません。
福利厚生や給与も、当然のことながら大事なポイントですが、転職するパチンコホール企業にどのような人が働いているのかということも、転職先を決めるポイントとして非常に重要になってくるでしょう。
4.まとめ
転職希望者も求人企業の面接担当者に対して何かしらの印象を抱いています。それが、「入社する、しない」の判断に繋がっていくのです。
転職希望者が見ている点は、面接担当者の身なりや話しているときの印象、そして面接の進め方など様々です。ここでマイナスな印象を持った転職希望者は、「このパチンコホール企業では働けない」と判断することになるでしょう。
逆にプラスの印象を持って、「ぜひここで働きたい」と、面接前よりもやる気が増す場合もあります。転職希望者はただ「選ばれる」立場ではなく、「選ぶ」立場でもあるということを忘れないでほしいと思います。