転職者が面接時感じる緊張と失敗例
パチンコ面接ポイント 2018/11/13
面接の場に行くと緊張して自分の言いたいことが言えなくなってしまう。これは転職希望者が面接の時によく言われる言葉です。
先日も、パチンコ業界で主任職まで経験した、人当りの良い誰にでも好印象を与える人の転職活動を支援しましたが、求人企業の面接では表情が硬くなり、声も小さく受け答えもままならないという評価から、中々内定をもらえない状況となっていました。
いわゆる「あがり症」タイプと言われる人ですが、今回は「あがり症」を含め面接時に起きる失敗事例をご紹介します。
1.緊張して頭が真っ白に
いわゆる「あがり症」タイプの人は、面接という緊張感のある場所に来ると、さらに緊張しがちです。面接官がの想定外の質問などでパニックになり、頭が真っ白になって受け答えが上手く出来なくなるということが良く見られます。
そうなると自分の良さが求人企業にまったく伝わらなくなってしまいます。ですので、自覚のある人は質疑応答のロールプレイを何度もしておけば、過度の緊張を防ぐのに役立ちます。
2.視線が泳いでしまう
一番多いのが相手と目線を合わせられないという人です。パチンコ店での勤務では大きな問題にはなりませんが、公の場で対峙するとどうしても視線が泳いでしまうものです。
面接においても転職者の視線は求人企業担当者に必ず伝わります。視線を思わず外したくなりますが、どうしても伝えたい内容の説得力に欠け、マイナスに映ってしまいます。どうしても目線を合わせられないという人は、相手の眉間を見るよう意識して下さい。
3.履歴書の内容と違う話をしてしまう
履歴書の内容に関して聞かれたときに、答える内容が履歴書と大きく異なると「いい加減な人」「信用できない人」と悪い印象を持たれてしまう可能性があります。
よくあるのが、履歴書を書いた時の記憶が曖昧になってしまい、面談の場面で書いた内容と違う事を伝えてします場合です。そうならないようにするには、直前にもう一度履歴書の内容をチェックすると良いでしょう。書いた内容の質問を受けるシミュレーションもしてみてください。
4.話すスピードを意識する
緊張した時は、用意した内容を全て答えようとするあまりどうしても早口になってしまい、結果求人企業担当者に伝わらなくなってしまう場合があります。
面接の場では意識して、通常時よりもゆっくりと話すことをお勧めします。そうすれば、慌てることなくしっかりと会話が出来るようになるでしょう。
5.話を盛ってしまう
パチンコ店での主任職経験が無いにもかかわらず「主任と同等の職務経験がある」といった内容や、パチンコの知識や技術は1社での経験にもかかわらず「知識や技術は豊富です」と答える人がいます。
しかし求人企業の面接担当者は何人もの転職希望者と会っており、上辺の内容では直ぐに見透かされてしまいます。面接の場はパチンコ店の経験をありのままに伝えるのが良いでしょう。いわゆる「話を盛る」ということをしても、決して得はありません。
6.話している途中で何の話をしているのかわからなくなった
質問に対して一生懸命話しているうちに、時に話が横道にそれてしまい、軌道修正しようとすると逆に深みにはまって、何の話をしているのかわからなくなる経験がある人も多いでしょう。
予防策としては、やはり質疑応答のシミュレーションをしておくのが一番です。
7.失敗に気づいた時点ですぐ謝罪する
失敗したと思ったら、すぐに謝罪し、訂正することが大切です。「すみません、緊張して頭が真っ白になってしまいました。もう一度、説明させていただけないでしょうか」などと伝え、素直にお願いするのが良いでしょう。訂正せずにそのままにしたり、ごまかしたり、無理な言い訳は印象を悪くするだけです。
面接時の転職希望者の失敗事例と、即実践できる解決法を紹介してきましたが、求人企業の面接担当者はこの道のスペシャリストであり、付け焼刃の対応はすぐに見抜かれてしまうことを意識しておくと良いと思います。できる範囲で改善をした上で、自分自身をありのままにアピールしてください。強い想いはきっと伝わります。