転職での客観的視点の大切さ
パチンコ転職ポイント 2018/12/18
パチンコホールの主任職として勤務する人は、多くのホールスタッフと共に業績を上げるために、店長の考えや思いの落とし込み、スタッフとの連携やモチベーション管理、人材育成・教育など、上司・部下と様々な店舗力強化に取り組んでいます。
当然、接する時間も長く密度も濃くなってくるので、良好な関係が築きやすくなります。
反面、同じパチンコ店スタッフと接する時間が長くなると、別のパチンコ店舗の主任職者や同期入社の仲間、他のパチンコ企業へ就職・転職した仲間との関係は年々薄くなってしまうものです。
実は、この同僚や同期といった仲間は、転職活動や求人企業と接する際、大変重要なものになるのです。
1.新たな気づきや価値観が転職活動でプラスになる
同じパチンコ企業やパチンコ店に属していると、企業理念や店舗方針を理解した人たちが働いているため、似たような考えを持つようになり、新たな気づきや価値観が生まれにくくなります。
しかし、他の業種や採用企業と同じ業界や職種を数社経験している場合、業界の情報や業務に必要なスキルは、十分兼ね備えていると見られるでしょう。
そのため、転職後もすぐに成果を出すことが期待されます。
即戦力が求められる中途採用では、新入社員のような研修などは行われない場合がほとんどですので、同じ業界での経験値の高さは、転職時にメリットになります。
2.客観的な視点を持つと求人企業の評価が高くなる
他のパチンコ企業や異業種への就職・転職した人と接していると、自分自身のパチンコ企業の状態や環境に対して、客観的なコメントをもらえることができます。
自分自身の勤めるパチンコ店が、パチンコユーザーからどのように見られているのかを知ることもでき、営業に対して客観的な視点を持てるようになります。
企業には「当たり前」の認識に大きな違いがあるこが多いですが、転職経験がなく1社しか知らない人の場合、今の職場で当たり前に思っていることが、実はその企業独特のルールや文化に過ぎないかもしれません。
転職回数が多い人は、企業ごとに独自のルールがあることを理解しているため、会社そのものを広い視野で客観的に捉えられるのです。
転職活動において、この視点を持つことは大変重要なことであり、自分自身の長所や自己アピールを行う際も、自己中心的な考えだとは思われなくなり、求人企業へもプラスに映るようになります。
3.転職が多いと不利になる場合も
転職回数が採用の際にそれほど影響しない業種や企業は多数存在しますが、やはり3回以上あると「多い」と見られがちです。職場への定着性がない人を書類選考の段階で不採用にするという企業も存在はします。
求人企業としては、費用や時間をかけて採用活動を行うため、当然長く働いてくれそうな人を採用したいと考えます。転職回数が多いと「忍耐力やストレス耐性がないのではないか」「入社してもまたすぐに辞めるかもしれない」とネガティブな印象を持たれがちです。
また、転職回数が増えると、結果的に1社あたりの在職期間が短くなり、「スキルや経験が足りない」「飽きっぽい人」と評価されてしまうかもしれません。
選考の際にこうした懸念点が挙がることから、本来は優秀な人材であったとしても、転職回数が多いと採用に至らないケースがあるのが現状です。
4.まとめ
パチンコ店で勤務していると、休日や勤務時間から学生時代の仲間や同期入社の仲間との交流が取りにくくなり、会社や店舗スタッフとの交流が中心になってしまいます。
会社の仲間とは、組織に属していれば関係は簡単に作れますが、横のつながりは、自分自身で意識しないと中々継続することが難しいものです。
長い社会人生活におては、転職をする時は元より、様々な形での人脈づくりを怠らないよう、横のつながりを持ち続けることがプラスになることを覚えておいて下さい。