転職活動における「聞く力」
パチンコ面接ポイント 2019/5/14
面接の評価は、自己PRなどを伝えることだけではありません。
面接官の話を「聞く力」も大切です。聞く姿勢によっても評価され、面接の結果が変わってくることすらあります。自分が話すことで面接者を見極める面接官の方も少なくありません。
話すことばかりに集中するあまり、聞く姿勢をおろそかにしてしまい、評価が下がってしまう場合があります。転職希望者は話す練習とは別に、聞く姿勢やマナーについても見識を深めることが重要です。
1.「聞く力=傾聴力」
パチンコ店におけるお客様対応時や、スタッフ同士、役職者であれば部下と接する際に、相手の話の聞き手に回れること、「聞く力」を備えている人は、どんな場面においても評価され信用を得るものです。
聞く力は「傾聴力」とも言われ、ビジネスを円滑に進めるためにも実は重要なスキルです。
主任職者や店長職者などの役職についている人は様々な優れた能力を持っていますが、聞く力に秀でている人が多いのは共通して言えることです。
2.「聞く姿勢」を示す
そもそも「傾聴力」とはどういうものでしょうか。これは、ただ人の声に耳を傾けることを指すわけではありません。相手の話を聞いた上で自分自身が発する「言葉の質」や、相手が話している時の自分自身の表情やしぐさなどの「聞く姿勢」を総合したものなのです。
傾聴力を持つために、まず最もはじめに身に着けるべきことは「聞く姿勢」です。相手の話に「うなずく」「あいづち」ことを意識してみましょう。すぐに身に着くものではありませんので、日々意識することが大切です。
ただし、うなずきやあいづちのやり過ぎは逆効果にもなります。面接官の話に合わせて適度にうなずき、しっかりとした表情を作りましょう。そうすれば好印象を得られます。
3.当事者意識を持つ
さらに、相手の言葉に含まれる真意や意図を掴もうとする気持ちも重要です。話しの内容に肯定もしくは共感的に耳を傾けることに徹してください。
それには、話しの内容に対して「当事者意識をもつ」ことも必要になってきます。自分の事として「拝聴」しなければ、傾聴する姿勢を示すことは出来ません。相手にも「自分の話を聞いている」と感じでもらえないでしょう。
4.面接でも重要な聞く力
求人企業との面接においても、転職希望者の聞く力が試されることがあります。
基本的に面接では、転職希望者は求人企業からの質問に対して答えるという形式のため、転職希望者は話す立場に回ることが多くなりますが、中には、会社概要や未来ビジョンの共有、パチンコ店舗での業務や評価制度に関する説明などを中心に面接を進める求人企業があります。
その際に、転職希望者が求人企業からの話をどのような姿勢や表情で聞いているのかは、採用合否にもつながってくるものなのです。同じような経験や経歴を持った転職希望者がいた際、面接中の聞く姿勢や表情で採用を判断するという求人企業があることもまた事実なのです。
5.聞く姿勢で見えてくる求人企業
転職先を決める際にも言えることですが、同じような条件で選考を進めている求人企業があった際、自分自身の話を熱心に聞いてくれる求人企業と、そうでない所から内定をもらった場合、あなたはどちらを選ぶでしょうか?
やはり熱心に話を聞いてくれる求人企業からは、社風の良さや人間関係の良好さを感じ取ることができ、入社したいと思えるのではないでしょうか。
パチンコキャリア転職では、面接の際に同席をすることがあります。
あくまでも同席なので、転職希望者の代わりに質問に答えることはありませんが、転職希望者の面接時の対応や受け答えを全て見ることができ、終了後に的確なフィードバックを行うことができます。自分自身の聞く姿勢を確認することは日常生活ではあまりありませんが、転職活動においては、このようなことも上手く活用して転職成功を勝ち取っていただきたいのです。