情報不足は大敵！厳しい状況はパチンコ業界だけではなかった｜転職成功談

情報不足は大敵！厳しい状況はパチンコ業界だけではなかった

［転職経緯］
地元のホール企業に入社し勤続6年目に店長へ昇格。仕事のやりがいを感じ、給与待遇も満足していましたが結婚し子供ができてからワークライフバランスが変化。縮小していくパチンコ市場に対する不安感も増し飲食業界へ転職。2年が経過し店長として勤務してました。パチンコ業界を出る際、給与が下がることは覚悟していましたが予想以上で、前職とは比較にならない激務にも関わらず、実質の収入は半減に近いです。精神的な余裕もなく家族との時間も減ったように思います。信念や志がないと長くできない仕事だと痛感し、改めて今後について考えるようになりました。

［転職活動］
30代半ばに差し掛かっていたので、とにかく「失敗したくない」と思っていました。いくつかの大手転職サービスと業種特化の転職サービスを活用。私の場合だと大手転職サービスでは、かなり多くの求人を紹介されました。今の時代、どこも人手不足だと思うので、こんな自分でも新たな職場にありつける見込みはあるようでしたが、これまでの経歴を考慮した今後についてのアドバイスやプランの提案はなく、納得感はあまり得られませんでした。逆にパックエックスはパチンコ業界専門なので提案される求人はパチンコに限られてきます。なので、他業種メインに考えたい人にとって求人紹介という意味では正直期待できないですが、パチンコ業界への悩みや不安、現在の状況やこれまでの経歴を深く掘り下げるスタンスで、客観的な指摘やアドバイスをもらうことが出来ました。

［転職その後］
私はパチンコ業界に戻ることを選択しました。いくつかの選考を経て、ホール企業B社に中途入社。管理者候補としてイチからのスタートとなりましたが、パチンコ業界での店長経験、飲食業界での店長経験を考慮いただき、前職の飲食店よりも高い給与提示だったことは素直にうれしかったです。入社したB社は地域密着の経営方針と計画的な出店で成功を収めています。昇格のチャンスも半期に1回得られるのでキャリアアップ目指して日々頑張っています。

［メッセージ］
パチンコ市場に対する不安と焦りで「パチンコ業界以外ならどこでもいい」というのが私の他業種転職の動機、背景でした。でも、厳しい状況なのはパチンコ業界だけではなかった。何となくやっていけるほど甘い世界でもなかった。あまりにも知らな過ぎたと思います。もし、私と同じような背景で転職を考えていたら、まずは第3者に相談することをお勧めします。当時の私にとってのパチンコ業界は「自店と近隣競合の状況」で、すごく狭い視野で判断していたことに気が付くことが出来ました。パチンコ業界でやるにしても、他業種にチャレンジするにしても情報不足が一番の大敵なのだと思います。