働きながら転職活動を行うメリットとは?
転職雑記 2016/9/15
パチンコキャリア転職には、毎月、転職希望者から多くの問い合わせがあります。転職活動の進め方について、履歴書・職務経歴書の記入方法について、面接対策について……など、さまざまなものがあります。その中でも、在職中の方から多くいただく質問のひとつとして、「転職活動は退職してから行うべきか?」というものがあります。
もちろん退職している人の方が、履歴書・職務経歴書の準備がしやすいですし、何より、面接日程の調整がしやすいというメリットがあります。また、内定で出た際、転職先の企業に早く入社することができるので、自分にとっても、転職先の会社にとっても、大きなメリットと言えるかもしれませんね。 このように、「退職後の転職活動」には多くのメリットがありますが、パチンコ転職支援サイトでは、働きながらの転職活動をお勧めしています。
1.退職理由がそのまま志望動機となる
退職してからの転職活動では、求人企業は最初に、前職の転職理由から確認します。ここにきちんと正当な退職理由があったとしても、求人企業からしてみれば、「退職してしまった人」という事実から入ることになります。
しかし、在職中での転職活動であれば、退職理由がよりタイムリーで具体的なものとして、求人企業も捉えやすくなります。また、あくまでも「その理由のために退職を考えている」という状態ですので、自分自身も話しやすくなるのではないでしょうか。 担当者が主任職者であれば、転職理由が求人企業であるパチンコホールで起きている事実と重なることも多く、親近感を持って話を聞いてくれることもあるでしょう。
2.求人企業の面接日調整
選考を希望すれば書類通過後、求人企業はいくつかの面接候補日を打診し、その中で転職希望者がスケジュールを調整して、面接日が決定するのが通常の流れです。
在職中であると、なかなか休みを取りにくかったり、スケジュールが上手く合わなかったりすることがあるかもしれません。そのため、退職してから転職活動しようと考えている方も多いのです。よっぽどの理由がない限り、選考可能日程に合わせられないと、志望度が低いと思われてしまう……と心配されているようです。
しかし、パチンコ企業では、在職中の転職者に対して配慮されている企業もたくさんあります。優秀な人材がどこにいるのか分からない時代ですから、一人一人の縁や出会いを大切にし、面接をされていると言えるでしょう。 もちろん、何度も予定変更をしていては、当然良い顔はされません。常識を持って、真摯に企業と向き合うことが重要です。
3.求人企業への対応
在職中であれば、たとえ転職活動が上手くいかなくとも、収入がある状態なので、ある程度は精神的に余裕を持って行動することができるでしょう。また、求人企業の問いかけに対しても、思い切った返答をして自分自身をしっかりアピールすることができるかもしれません。
一方、退職後の方は、内定をもらうことを最優先に考えてしまい、面接内容が無難なものに終始しやすい傾向があります。そして何よりも、退職すると人と関わる機会が圧倒的に少なくなってしまうため、どうしてもタイムリーなパチンコ業界の情報やネタに疎くなってしまいます。在職中ならば日常会話のようになっていたパチンコ業界のニュースも、業界から離れている時間が長ければ長いほど、面接時などでスラスラ話すことが難しくなってしまいます。
4.まとめ
近年の転職活動においては、スピード感を持って選考をするよりも、じっくりと時間をかけて選考を行う企業が多くなってきています。 転職をお考えの方の中には、面接スケジュールの調整のしやすさや、モチベーション維持を心配されたりして、すぐに退職を決めてしまう方も比較的多いと言えます。
しかし実は、在職中の転職活動にもメリットがたくさんあります。面接時の志望動機は退職を考えている理由から展開していけばいいですし、何より、パチンコ業界に身を置いていた方が確実に業界の話題を面接時に話しやすくなります。思わぬ方向で話が盛り上がって、求人企業の担当者と盛り上がってしまうこともあるかもしれません。
また、転職が上手くいかない時期が続いてしまったとしても、在職中ならば、金銭面や精神面での安心感はとても大きいと言えます。 ありのままの自分を分かってもらうためにも、一番良い状態で選考に進んでほしいと思います。