転職支援サービスを活用して、転職活動を有利に進めよう!
転職雑記 2016/12/15
「もっと早く登録すれば良かった」
先日、パチンコ業界での転職が成功した元店長・Sさんはそう言ってくれました。この方は、パチンコ業界で転職をするのに転職支援サービスを利用したことがなく、登録するまでかなり躊躇っていたといいます。
「登録費用はかからないのだろうか?」「登録したら絶対に転職しなくてはいけないのでは?」「今現在働いているパチンコホール企業に、転職活動をしていることがバレるのではないか?」……などなど、挙げたらきりがないほど様々な不安を抱えていました。
1.転職活動に踏み出す決定的な出来事
転職活動をスタートする約3年前から、在職中のパチンコホール企業の将来性に不安を感じていたそうです。しかし、パチンコホールでの仕事が終わるのが遅く、休みの日も家族との時間を優先していて、なかなか自分で転職先の企業を探す時間がありませんでした。
店長として働いていましたが、キャリアアップについても不安を感じていたといいます。そのように、転職をぼんやりと考えながらも具体的な活動ができないまま、約2年半が過ぎていきました。
当然のことながらモチベーションは下がり、仕事もうまくいかないことが多々あったといいます。それは一度や二度ではなく、ついには業績がダウンしてしまうまでになりました。結果的にSさんは、店長からの降格処分を受けてしまったのです。
そこでSさんはやっと重い腰を上げることになりました。転職を決意し、とりあえず話だけでも聞いてみようと、転職支援サービスに登録したのです。
2.Sさんが驚いたこと
転職先のパチンコホール企業に入社された後に聞いた話ですが、Sさんが転職活動の中で一番驚いたことは、「転職アドバイザーとの面談時のヒアリング内容」だったそうです。
Sさんが事前に思い描いていた、転職活動をする上でキャリアコンサルタントから聞かれる内容は、「何で辞めたいんですか?」「どんな会社に行きたいんですか?」など、転職を考えている人の希望や転職理由に関すること。
もちろん、そのような質問もしましたが、「奥様は働かれているんですか?」「お子さんはいくつですか?」など、転職活動をする本人に関する質問ではなく、生活に関わる人たちについても聞いていきました。
そして、「ご家庭があるならば、慎重に転職活動をしていきましょう」「お子様がまだ小さいので、ご自宅から近いところで求人を出しているパチンコホール企業を探してみませんか」と言われた時にSさんは、転職支援サービスについて誤解していたことを強く実感したといいます。
現在は、新しい転職先で無事昇格をして、以前の職場と同じ店長になっています。以前の職場では感じることのできなかったやりがいを強く噛みしめながら働いているとのことです。
3.転職希望者とアドバイザーの関係
Sさんの転職活動のお手伝いをした担当アドバイザーは私です。
アドバイザーによって考え方は異なりますが、私は、「自分が転職するときに担当してもらいたいと思ってもらえる転職アドバイザー」を目指して転職希望者とお話しています。
もし希望者が転職について悩んでいればもちろん相談に乗ります。転職活動に関する意見や考え方についても真剣に話し合いをします。
今回のSさんの件もそうですが、転職先をただ紹介するのではなく、その人が何を望んでいるのかを主軸にサポートしています。
転職希望者の想いを尊重しながら、より良い方向へいけるように手助けをしたり、アドバイスをしたりするのが私たちの仕事です。いわば、二人三脚で転職活動をしていくイメージです。
4.まとめ
「自分が転職するときに担当してもらいたい転職アドバイザー」を意識することで、自然とお互いの間に信頼関係が生まれてくるのがわかります。初めは本音を話してくれなかった方でもだんだんと自分の心の内をさらけ出してくれるようになり、そんな関係の中で転職活動の成功を目指していくのです。
「転職アドバイザー」と聞くだけで、「恐そう」「堅そう」「面倒くさそう」とは思われる方がいるかもしれません。でもそんなことはありません。友達に話をするような気軽さで、どうぞ悩みを聞かせてください。