複数の求人企業から内定をもらう「内定キラー」の特徴
パチンコ面接ポイント 2018/8/30
パチンコ業界での転職支援を行う中で、何人もの転職希望者とお会いしてきましたが、その中でぜひみなさんに参考にしてほしい人がいます。それは、複数の求人企業から同時に内定をもらう、いわゆる「内定キラー」といわれる転職希望者です。
もちろん、これは1人ではありません。しかし、どの人も面接でのポイントや心構えは同じようなものを持っています。今回は、そんな「内定キラー」の強みや転職活動における大切なポイントについて見ていきたいと思います。
1.第一印象を大切にしている
複数の求人企業から内定が出る転職希望者は、「まずは自分にいい印象を持ってもらうこと」から始めています。なぜかというと、どんなに質問に対する回答などを準備していても、面接官に興味を持って聞いてもらえないことには意味がないからです。
第一印象で「あ、この人いいかも」と思ってもらえれば、自ずとその後、質問に対する回答も興味を持って聞いてもらえるでしょう。また、第一印象がいいと感じられれば、求人企業が意図する、しないに関わらず、質問内容も内定に向けたものになっていくことが多いのです。
面接はほぼ第一印象で決まるといっても過言ではありません。
その第一印象を良くするためには、見た目や入室時の行動、最初の自己紹介などに気を付けるといいでしょう。見た目は清潔感を第一に整えて、入室時はキビキビと動き、自己紹介では声の大きさやスピード感に気を付けてしてみてください。これだけで、面接官の興味はあなたへと向くでしょう。
2.話が具体的
面接中には必ずパチンコホールでの実績や取り組んできたことについての質問があります。「内定キラー」は、実績や取り組んできたことについて説明するとき、必ず具体的なエピソードを入れます。面接担当者がパチンコホールの現場をイメージしやすくするためです。
店舗稼動の話であれば、ただ良い、悪いだけでなく、立地環境や総台数など、相手がイメージしやすい数字を盛り込んで話ができるはずです。
具体的な話にするためには、できるだけ数字を入れたり、比較対象をつくったりするのがポイントです。
これは普段の会話からも練習できることですから、意識して数字を盛り込んでいくといいでしょう。
3.現場での推進力が期待できるエピソード
「内定キラー」は、面接担当者がその場で「この人ならうちの会社でバリバリ働いてくれるはずだ」というイメージがはっきり見える人です。
ただ単に「なんでもやります」「頑張ります」というのではなく、主任職であれば、それまで現場で取り組んできた部下育成のエピソードや、成功体験・大事にしていたことなどを自分の言葉で話せることが重要です。それを裏付けとして、「だから御社に貢献できる」というのをアピールするのです。
面接という限られた時間で、いかに自分自身が求人企業に貢献できるかをアピールするためには、エピソードを交えて話すことが大切です。できるだけ面接担当者にイメージを持ってもらいやすいように具体的なエピソードを積極的に話していくようにしましょう。
4.採用する側に回ってみる
普段パチンコホールの現場で勤めていると、なかなかこのようなオフィシャルの場はありません。ましてや面接となると、主任職であればパチンコホールの現場で自分自身が面接をする側に回ることもあるかと思います。面接をする求人企業側になったとき、「どのような人材を採用したいと思うか」を考えてみてください。
視点を変えてみることで見えてくるものもあるはずです。
5.まとめ
転職希望者の中には、複数社から内定をもらう「内定キラー」という人がいます。「内定キラー」の特徴は、(1)第一印象を大切する(2)話が具体的(3)現場の推進力が期待できるエピソードがあるということです。
まずは、「いかに自分に興味を引き付けて話を聞いてもらうか」そのために第一印象です。そして、重要な話の内容は「面接担当者に働いているイメージを持ってもらうこと」を意識してみてください。そのためには、具体的な数字を使って説明したり、他の数字と比較したりするといいでしょう。
見た目も、話す内容も、自分が面接担当者になったと想定して客観的に見てみることが大切です。